2020
05.20

ソーシャルディスタンスを逆手にとって粗利を高める3案

飲食店, コロナ対策

「ソーシャルディスタンスを守るほど、粗利が上がらない」

どうにも苦しい状況です。緊急事態宣言が地域ごとに解除され、営業を再開されたお店も増えてきました。しかし、どうにも苦しい。ソーシャルディスタンスを守るほど、客数を増やすことができないジレンマが生じます。「なんとかならないか…この状況を逆手にとる策はないのか…」と考えたアイデアを共有させて頂きます。

※本記事はボク(まきや)の近しい個人飲食店に届けたいアイデアとして考えたものです。みんな苦しい中でどうにかしたいと工夫しているので、何とか打開策を作れないかと考えていました。具体的に実証されたものではありませんし、これですべてが解決するわけではありませんが、この状況下だからこそのアイデアでもあります。もし少しでも希望が見えたらボクも幸せです。


ソーシャルディスタンスを逆手にとるには?

ソーシャルディスタンスが強烈に意識されている今、飲食店でも「満席で店内がにぎわう!」とすることが難しい状況です。席数を減らしたお店もあるでしょう。席やテーブルを敢えて使用せずに間隔をあけているお店もあるでしょう。また飛沫防止のパネルやカーテンをしているお店もあるでしょう。様々な工夫をしながら営業をしていると思います。

飲食店のソーシャルディスタンス対策をまとめると、こう捉えられます。

●パネルやパーテーションで仕切る ← 飛沫を防止する

●使用する席数を減らす ← お客さま同士の間隔を開ける

●店内に同時にいる人数を減らす(客数を増やさない) ← 密集を避ける

他にも対策はあると思いますが、今回はこの辺りに注目します。一見どれもネガティブな情報に見えますが、視点を変えるとポジティブにも見えてきます。逆手にとる切り口にならないでしょうか?

●仕切りという非日常をエンタメに転換できないか? ← パネルやパーテーションで仕切る

●席間隔の広さを贅沢感として演出できないか? ← お客さま同士の間隔を開ける

●お客さま以外からお金を頂けないか? ← 客数を増やさない

こんな切り口で、飲食店で使えるアイデアを3つ考えました。案1の「声のみケーション」は仕切りをポジティブに転換したアイデアです。案2の「王様のテーブル」は席間隔の広さをポジティブに転換しました。案3の「ネーミングライツ」は客数を増やせない現状から、お客さま以外からお金を頂けないかと考えた案です。


案1:声のみケーション

飛沫防止用に取り付けた透明のパネルやカーテンがあるとやはり安心ですね。これまでになかった「仕切り」が生まれているんです。現在は日常になりつつありますが、これまでと比較すると「非日常」です。この「非日常の仕切り」を有効活用できないか。

「せっかく仕切りがあるんだから、あえて視界を遮る。見えなくする」

こうしたらどうなるでしょう?一緒に食事をする相手の顔が見えません。近くにはいるけれど顔は見えない。「声のみでコミュニケーション」を取ることになります。非日常の体験になりそうではありませんか?こんなコースを用意しておけば、この体験を楽しみに来店下さる方もいるかもしれませんよ。声だけなので、いつもとはちがう会話の楽しみになるでしょうし、人間味をより深く感じられる場になるかもしれません。この案は粗利を高めるというよりは「この状況下でも楽しんで来店頂ける場を作る」という切り口ですね。

なにより、この案の最大のメリットは「食事中に鼻くそをほじってもバレない」ということを付け加えておきます(●´ω`●)


案2:王様のテーブル

席の間隔を拡げている状況を逆手に取ってみます。お客さま一人あたりのスペースが広く感じられるという事でもありますから、捉え方によっては「贅沢感」ともなります。一人で多くのスペースを使う(と思われる)王様のように贅沢に席を使う。そんなコースを用意してみてはいかがでしょうか?

おひとり様専用のコースを用意して、王様のテーブルコースとして楽しんで頂きます。通常よりも贅沢な席の使い方をするので、コース価格は少し高めに設定します。節制疲れをして「たまには贅沢したい!」と思っている方も多くいると思います。そういうお客さまに楽しんで頂く案です。「一人だと寂しい」よりも「この時期だからこそ、一人で楽しむ」という提案でもあります。

できたら、テーブルクロスなどで王様のテーブルっぽく演出をして、王様・女王様のような写真撮影もセットにしたら、SNSに投稿してもらえるかもしれませんよ(●´ω`●)


案3:イチオシ品のネーミングライツWith近隣店

たくさんのお客さまに来店頂くのが難しい状況なので、お客さまから頂くお代以外でもお金を頂ける窓口を作れないかと考えた案です。そもそも「お客さま以外からお金をもらってはいけない」というルールはありません。「喜んでお金を出してくれる方はいないか」「当店の環境を使って、喜んでくれる人・お店はないか?」と考えてみます。当然ながら地域の多くのお店は「自分のお店のことを知ってほしい」と願っています。その点をポジティブに転換した案です。

「お店のイチオシメニューの1カ月間ネーミングライツ」を募集してはどうでしょうか?例えば、近所の中のいい美容室さんに6月度のネーミングライツを購入頂きます。すると、その期間だけはイチオシメニューの名前が変わる。店内のポップで表示をしましょう。

山田美容室さんがネーミングライツを購入して「山田キラキラプレート」が誕生したら、お店ではこの名前が何度も呼ばれることになります。お客さまは「山田キラキラプレート下さい」というし、店員さんは「お待たせ頂いました。山田キラキラプレートでございます」と提供する。なかなかの印象付けになると思いません?

おそらくお客さまからは「どうしてこんな名前なの?」と聞かれるでしょう。そしたらクチコミチャンスです。山田美容室のことが話題に上ります(●´ω`●) 質問をされたらお店のパンフレットやショップカードを提供するのもいいですね。これを体験したお客さまは、お店の外でもこのネーミングライツのことを話してくれるかもしれません。そしたら更に大きな効果になります。

ただし、ネーミングライツを購入頂くお店や会社は慎重に。信頼できないお店を紹介するのは良くないですから。仲のいいお店や、申し出を頂いたら一度自分で体験をして確認してからにした方がいいでしょう。


いかがでしょうか?

ソーシャルディスタンスを逆手にとって、粗利を高める3案。少しでも参考になる点はあったでしょうか?実証されたアイデアではありませんが、この状況下だからこそできるアイデアでもあります。この案をもとに更にバージョンアップしてお店で取り組んで頂けたら嬉しいです。そして、お店の繁盛に少しでもお力になれていたらしあわせです。

※もし「実際にやってみた!」という方は、ぜひボク(まきや)にもTwitterなどで教えて下さい!(まきやTwitter

 

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■書いた人:しかけデザイナー・まきやさねゆき(Twitter)は、「人が3秒で動くしかけテクニック」をフル活用して、とにかく明るい販促で商売人さんのサポートをしています。ヘンで伝わる動画制作や4コマ・マンガの企画制作。販促グッズの企画制作、その他もろもろのしかけ企画にて。しかけテクニックが広まって、世の中のHAPPYが増えたらいいなーと願っています。

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