どうして借りてこなかったんだろう。中小企業は、芸人力を。

人の下に立つ仕事です

この言葉が最後に印象的でした。こんにちは!くだらない企画の3秒販促マン・マッキーヤです。つい先日、浅井企画さんのお笑い芸人さん5組10名の方にご協力頂いて「芸人によるお笑いネタCM」の撮影が完了しました。5社の広告クライアントさまの商品や会社情報を、お笑いネタの中に入れ込んでもらってCM動画にしようという初の試みです。

今は撮影が終了した段階です。公開は7月下旬から8月上旬を目指していますが、どうしても我慢ができなくって今日の記事にさせてもらいました。「芸人さんの力」ってすごいんです!「どうして今まで借りてこなかったんだろう、芸人さんの力を」って今真剣に感じています。もちろん人を楽しませる・笑いを起こす力もスゴイのですが、芸人さんの力ってそれだけじゃない!中小企業が自社では賄えない力を持っているんです。「人を惹き付ける力」「伝える力」「言葉の切れ味」「発想力(切り口)」「頭の回転」「構成力」とかすごいんですよ。得意なことはそれぞれ違うと思いますがほんとスゴイ。言葉は悪いですが、そこいら辺のビジネスマンよりすっごい技術を持っています(得意分野では)。ぼく自身もこりゃ敵わない!って何度も唸りましたもん。

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芸人力を借りるべきは、中小企業だと思う

上にあげた芸人さんの力って、中小企業で必要としていませんか?めちゃくちゃこだわっていい商品を作っているのに、いいサービスを提供しているのに「うまく伝えきれない」ってことはよくあることです(よくあるどころじゃないですよね。ホント多い)。

芸人さんの得意な技術・力をお借りすれば、中小企業の「こだわり」がうまく伝わっていく可能性は大いにあります。今回は「お笑いネタ」の中に広告を入れてもらう形式にしましたが、別のカタチだってあると思う。一緒にキャッチフレーズを考えてもらうのもいいし(表現力や言葉の切れ味があるから)。キャンペーンの企画を一緒に考えてもらうのもいいし(構成力があるから)。スタッフさんの接客トークを一緒に考えてもらうのもいいと思う(面白くなると思う)。※もちろんお願いすれば何でもしてくれるわけではないので、芸人さんが力を貸したくなるような企画にしなきゃですけど。


これからの広告には「見たくなる」がジューヨーだ

ここしばらくのぼくの主張です。今後もしばらく変わらないと思います。もはや広告って早々見てもらえません。たくさんのお店や企業が大量の広告を出しているし、個人が発信するSNS情報も大量。受信者(お客さま)はお腹いっぱいです。「見てくれ」「いい商品だろ!」「かっこいいでしょ」って広告には見向きもされない状況です。

だからです。

「見たくなる」を作らないと見てもらえない。

そういう課題意識をずっと持っていたので、今回の企画にたどり着きました。芸にさんの力を借りられればこれをクリアできるんじゃないかと思ったんです(それから、ご縁とご恩をたくさんいただき辿り着いています)。


やっぱりすごかった!芸人力

先日、撮影が完了しました。広告クライアントさま5社、浅井企画の芸人さん5組10名。合計15本のネタCM撮影です。撮影が始まってすぐぼくは感動で涙が出そうになりました(出てませんけど)。ネタの完成度にしばらく呆然としそうになりました(してませんけど)。

とにかくすごかったんです。プロの技を見せて頂きました。プロの根性を見せて頂きました。今回は芸人さんにはかなりの負担をかけたと思います。1組あたり3社分のネタ作りをしていただきました。どのくらい時間をかけて作ってくれたのでしょう。1本1本のネタがホントしっかりと作られていてオモシロかった。そしてクライアントさんの広告情報も入っている。オモシロいのに広告されている。完全にぼくの想定以上、期待以上、予想以上、ホントすごいなーって思いました。

↓こちら撮影直前の練習風景のひとコマ。真剣ですよーー!

■今回の広告クライアントさま&商品・目的
●ヨネプラ金型さま:ロッドセパレーター:釣り用グッズ:固着してはずれなくなった時に簡単に外れるグッズのことを釣り好きの方に知ってほしい

大磯屋製麺所さま:焼きそば(業務用):飲食店など卸先が麺に興味を持ってほしい(食感やこだわり)

●タレパン工房さま:犬用ステンレストイレ:プラスチックトイレだと起きてしまう問題を解決できることを伝えたい

蒲郡製作所さま:求人:ものづくりの楽しさ・チャレンジする社風を伝えたい。興味を持ってほしい

小池テクノさま:表面処理の技術と会社の心意気:難題もクリアする心意気と発想力を知ってほしい

業種は様々だし、目的も様々です。芸人さんにとってはかなり無茶ぶりだったと思いますがやってくれました。CM動画はこらから編集に入っていきますがほんと感動したというのがぼくの素直な感想です。芸人さんの力が中小企業を救うことは大いにあると確信しました(何度もいいますが、芸人さんの力ってお笑いだけじゃないです)。


借りましょう!芸人さんの力を!

今回、弊社で進めているのは「お笑いネタCM」という形式です。広告クライアント5社さまのお笑いネタCMの公開は7月下旬~8月上旬を予定しています。公開したらバシバシ紹介しますので、ぜひ見てくださいね!そして「ウチもやってみたい!」と思ってくれたらぜひ連絡下さい!やりましょう(と言っても芸人さんが協力するぞってなってくれないとできないけど。今回の凝りて「もうやりたくない」ってなっていないことを願ってます…)。

あと他にもきっと芸人さんのお力を借りれることはあると思うんです。会社の企画会議に参加してもらえないかなーとか実は相談を始めていたりします。プロダクションさんや芸人さんの意向もあるので確実に絶対に実現できるとは言い切れないんですが、芸人さんの力を借りたいぞ!という方はぜひご一緒しましょう(ぼくは不要かもしれませんが…ぼくもご一緒したいんです)。


ちゃんと、芸人さんに良い金額を払いたい!

有名な話ですが、芸人としての仕事だけで生活をしていける方は限られているそうです。お笑い芸人としてたくさんliveに出ている方でも、アルバイトや別の仕事をして生計を立てている方も多いとのこと。

やっぱり、ぼくらはプロの芸や技術をお借りするので正当な額を払いたいなと思っています。冒頭にも書きました通り、得意分野に絞ればとんでもない技術をお持ちの方々です。お笑い→ビジネスとチューニングする必要はありますが、専門技術を持った専門家としての額を支払えるプロジェクトで芸人さんにお仕事を発注したいと願っています。芸人生活で培った技術を使ってもらうんだからそうしたくって。「この仕事、やってよかった」と思える仕事でご一緒できたらなーと願っています。そうしたら次回も張り切って仕事してもらえると思いますし、成果も出ていくでしょう。それが全員がHAPPYになることだと思います。これはぼくの願いでしかありませんが、この辺りにも共感頂ける方とご一緒したいっす。お声がけください!(くれぐれも、先方の意向のある事なので絶対にできると言えないこと、ご容赦ください)


今回、力を貸してくれた芸人さんたちとお願いした理由(あいうえお順)。

●おちもりさん(左:森さん、右:越智さん)

おちもりさん

ライブを2回拝見しました。2回目は20組くらいが出るライブのトリを務めていました。トリなのに?派手さのない味のあるネタを披露されていました。あまり声を張らないネタでした。それを見て「この人たちは余裕があるなーー引き出しがたくさんあるんだろう」って思ったんです。

●ゴールドジョージさん(左:ジョージさん、右:なめさん)

ゴールドジョージさん

ライブでネタを見てひと目ぼれしました。ネタの構成が最高に面白かったんです。人の裏の心理とGAPを表現したネタ構成が最高で。この方々は人の裏の心をつくネタを「技術的に作れる」方なんだと思いました。

●ニュープクレープさん(左:リーダーさん、中:ナターシャさん、右:デビさん)

ニュークレープさん

ヤバいです。ニュークレープさんのネタ構成が。構成力が企画力が半端ないっす!そして3人のバランスが最高っす。YouTubeでいくつかのネタを拝見して企画力に感動してしまいました。

●ペッパーボーイズさん(左:前田かずのしんさん、右:石本しょーきさん)

ペッパーボーイズさん

キャラが立ってる正統派漫才形式。元女性で今男性の前田さんのキャラで押していくのかと思いきや、いくつもの動画を見ていると石本さんのキャラが強かったり。正統派漫才形式でありながらキャラがカオス。そして華があるのがスゴイくて。

●もりせいじゅさん

もりせいじゅさん

「足元におてもと」のリズムネタは知っていましたが、実はリズムネタの天才でした。ライブのフリートークではその場でリズムネタを作っていました。すごい!今回もオリジナルのリズムネタを作ってくださったようで大感謝です!

 

この5組の芸人さんにお願いできて本当によかったです。ぼくの想像をはるかに超えたネタを披露してくださいました。またお願いできたらいいなーと願っています(ぼくだけではできないから)。

 

「人の下に立つ仕事です」

冒頭にも書きましたが、今回とても印象に残った言葉です。撮影後のプチ懇親会でニュークレープのリーダーさんと、ペッパーボーイズの前田かずのしんさんから教わったことです。人って自分よりも上の存在には笑えないのだそうです。だから笑ってもらうには「人の下に立つ」のが仕事なのだそう。他にもいろいろ教わったのですがこの言葉が印象的で。相手からどう見えるといいのか。これはどんなビジネスマンも考えるべきことだなって。

 

感謝、感謝、感謝です(後記)。

本プロジェクトは、これからクライアントさまに見て頂き、編集を経て公開に向かいます(早ければ7月末、遅くとも8月上旬公開予定)。まだ気は許せる状況ではないのですが、撮影という大きなヤマを越えたのでひと段落です。なんとかかんとかここまで来ました。1月末に浅井企画さんのマネージャーさんに会う機会があって打診をして、約半年かけてここまで来ました(このご縁も、ご縁とご縁のご縁で…辿っていくといろんな人にたどり着きすぎます)。

プロジェクトの途中では「これ、ホントに実現できるのかな?」とか「このままじゃやべーな」とか「すごく無理をかけているなー」とか弱気になったりもしました。またたくさんの方のご協力のものに成り立っています。何者かわからないぼくなんかの企画にノッてくださった浅井企画さん。何もない状態の得体のしれない企画に乗ってくださった広告クライアントさま。その企画にプロの芸を注ぎ込んでくれた芸人さん、撮影に協力くださったPスパイラルさん(←まだ編集もお世話になります)。他、これらのご縁を頂いているのはその前にもっとたくさんの方々との縁を頂いているからです。縁と恩を頂いた方の方に足を向けて寝られないと言ったら、立って寝るしかなくなるので、気にせず寝ます。

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