【売り過ぎキケン】なぜ「買えない」と売れるのか? ~【入手価値】を高める具体策8~
「たくさんの人に買ってほしい」「もっと売りたい」と願いますよね?経営者なら当然です。
でも、売り過ぎはキケンかもしれません。
「売り切れないように、多めに作ろう」「売り切れないように、多めに仕入れておこう」このような行動をしている個人店オーナーさんも多いでしょう。※廃棄ロスには気を使っていると思いますが。
でも、売り過ぎはキケンかもしれません。
◆「いつでも買える」が危険な理由
お客さまにとっては「いつでも買える」「いつでも注文できる」ことはとてもありがたいことです。とても便利ですから。でも、「便利」で勝負をしていると大手企業には敵いません。
個人店は、1つ1つの価値を高めるところに勝機&商機があります。「いつでも買える」ということは「急がなくてもいい」ということです。【入手価値】は生んでいないということになります。
◆「買えない経験」が価値を生む
私がこれまでに100回以上買っている大好きなチョコパンがあります。
これは土日限定商品です。平日は買えません。だからこそ、価値を感じています。これが毎日焼かれているパンだったら、100回も買ったかどうか…怪しいです。
また、パン屋さんがリニューアルしたときに土日でも焼かれなくなったんです。「しばらくして、落ち着いたらまた始めますから」と言われましたが…不安で不安で。2ヶ月待って、ようやく再開。久しぶりにあのチョコパンと再会できたときは、ものすごーく嬉しかったです。
「買えない経験」は【入手価値】を生むのです。そして、入手価値を感じたものは、体験する時もじ~っくりと味わう可能性が高まります。商品の良さを、じっくりと感じてもらえるということ(←嬉しくないですか?)
本当なら、ご希望のお客さまには入手してほしいのですが、あえて希少性を保つことで価値を高めることができます。たとえば、どのような方法があるかというと…
◆【入手価値】を高める具体策8
8つ挙げてみます。あなたのお店でも取り入れられえることがないか、想像しながら読んで下さいね(注意点もあるので、それは後に記載します)
1:曜日限定
上の土日限定チョコパンのように。平日は買えないので、買える日の入手価値がアップ!
2:1日あたりの数量限定
「1日限定10個」「先着5名さままで」など。早めに行かないと手に入らないので、入手価値アップ!
3:時間限定
「ランチタイム限定」「1日1回、15時に出来上がります」など。その時間に行かないと手に入らないので、入手価値アップ
4:期間限定
「5月限定」「旬の素材を使用したもの」など。期間が過ぎると手に入らないので、入手価値アップ
5:購入方法・場所限定
「店頭販売のみ」「この店舗のみ」「事前予約のみ」など。どこでも買えるでなく「ここでしか買えない」が入手価値アップ
6:買える方限定
「会員さま限定」「事前に〇〇を注文下さった方限定」など。誰でも手に入るわけじゃないので、入手価値アップ
7:一人で購入できる数限定
「お1人様1つまで」「1家族で2つまで」など。たくさん買えないので、1つの価値がアップ!
8:購入までに少しの負担
「行列に並ばないと買えない」「注文してから3カ月かかる」など。待つことで、入できた時の喜びアップ!
具体的にはこのような具合です。とはいえ、ただ「限定」にすればいいわけではありません。
◆お客さまが「納得できる理由」を添えて
ただ限定にするだけでなく、お客さまがその限定に対して「納得」できることもとても大切です。
たとえば、このような理由
・手間や時間がかかるので、少ししか作れない
・作れる人が限られているので、時間がかかかる
・この時期しか手に入らない素材
・仕入れられる素材が限られているので、限定
・無添加なので、店舗限定 などなど。
こうした理由に、お客さまが納得してくれたら【入手価値】は更に高まります。
いかがでしたでしょうか?
個人店は、大手とは違う所で価値を作ることが大切です。お客さまが【入手したことに価値】を感じるような工夫をしてみてはいかがでしょうか?
※すべての商品でやるよりも一部の商品でやる方がおすすめでございます
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参考になりましたでしょうか?
今日も読んで頂きありがとうございます!
少しでもヒントになりましたでしょうか?
ますます大繁盛されますように
応援しています!
うれしくなる を ふやしてく!
アナログ販促クリエイター
マキヤより