SNS映えするおはぎは、無地ではなかった。
「こんなの初めて見たっ!」
「かわいい!」
って、
思わず言っちゃうおはぎに出会いました。
こんにちは!
しかけデザイナーのまきやです。
先日、福商工会議所にお伺いして
アナログ販促セミナーを担当させて頂きました。
その時の参加者さまより
「おはぎ」を頂戴したんです。
これがスゴイった!
見た瞬間、「カワイイ!すごい!」と
言ってしまいます。
※まあのおはぎ:金沢の旅行サイトにも載ってた!
https://www.kanazawabiyori.com/spot/spot_19025.html
普通、おはぎって「無地」じゃないですか。
「あんこおはぎ」なら、黒っぽいあんこ色。
「きな粉おはぎ」なら、きな粉色
「ごまおはぎ」なら、黒っぽいごま色。
一般的には、1つにつき一色です。
地味な見た目をしていることが多いです。
そこに「華」を加えて
見栄えを作り出しています。
写真にとってSNSに投稿するお客さまも
多いそうです(そりゃそうだ!見せたくなる)
完成品の販売だけでなく、
おはぎづくり体験会も積極的にしているそうです。
うん。
自分でかわいく作ったおはぎなら、
間違いなく写真に撮るし、誰かにもみせたくなるね。
このおはぎのポイントはどこか。
ぼくはこの3点だと思います。
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1:無地に華を加えたこと。
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一般的には無地の見栄えの商品に
顔や花などの「華」を加えたこと。
一気に、他とは違うものになりますよね。
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2:「顔」がついていたこと。
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華の加え方の中でも「顔」が多いことに気づきます。
写真のものの中でも、おはぎ自体が顔になっているものが2つ。
イチゴに顔がついているものが1つ。
テントウムシがついているものが一つ(顔というより生物かな)。
顔って「かわいいっ!」という
リアクションを生みやすいです。
リアクションしやすいものって
誰かに言いやすいです。
うまいことしてるなーって感じました。
さすがっす。
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3:おはぎづくり体験会を積極的にしていること。
———
こうした見栄えグッズって、
完成品を買うのももちろんうれしいですけど、
「自分で作る」のもさらに強力です。
自分で作ったものなら、
ぜったい記録に残したくなるし、
誰かにも見せたくなる。
そして「おいしい&嬉しい&楽しい」記憶が残る。
上手だなーと思いました。
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あ、お味ですか?
おいしかったーーっす!
甘いだけじゃなくって、ちょっと塩っけがあって。
ぼくは「きな粉(右下)」と「ほうじ茶(左上)」が
好きでした!
※「この中でも見栄えしない奴じゃん!」ってツッコまないで。
ぼくの好みだから。
実はうちの息子たちはあんこが苦手なんですが、
こちらのおはぎはぺろりと食べておりました!
↑こういう事実情報の方が、あーだこーだと
売込みトークするよりも納得度高いんですよね。
売込みトークよりエピソードトークっす。
ということで、
SNS販促をする際に参考になるかなと思って
共有させて頂きました。
すごいですよね!このおはぎ!
参考になりますでしょうか?
あと、ぼくが感じたこと。
おはぎは、一般的には利用頻度が高くないと思うので
利用頻度が高い商品で展開しても面白いかも。
ケーキとかクッキーとか。
これはすでにやっているお店・会社があるけど
体験ものは地域密着なので、近くになければOKかな。
(業種が変わっちゃうので、リスクはありますね)
体験ものだと1回きりになってしまうこともあるので
「誰かへのプレゼントを作る場」という見せ方にすると
何度も利用しやすいかも。
↑これは勝手にぼくが妄想をひろげただけです。 悪しからず。
■書いた人…気になるづくりの専門家・まきやさねゆき(Twitter)