ケーキ屋さんの売上を回復させるアイデア8

勝手ながら考えていました。

ケーキ屋さんの売上を回復させるアイデアを。ケーキ屋さんの景気が悪いという記事を読んだので、何かできないかと思って。

的外れもたくさんあると思いますが、少しでも参考になれば幸いでございます(別の業種業態でも、ヒントになると思います)


まずは、ケーキ屋さんが抱える課題を4点挙げてみました。

■ケーキ屋さんの大いなる課題
・コストの爆増(原価/人件費/水光熱など)
・競合激化過ぎ(コンビニスイーツ/韓国や台湾スイーツ/ネット通販)
・実は、利用場面が少ない(記念日中心)
・消費期限が短い(廃棄問題)

この課題を打破するためのアイデアを考えていきます。まずは「切り口」から。

■ケーキ屋さんの売上を上げる切り口

1:新たな利用場面・買う理由を作る:ケーキ屋さんに買いに行くときは誕生日やご褒美など記念日が多いのではないでしょうか?実は想起するタイミングが少ない業態のような気もするんです。みんなケーキ大好きなのに。

2:新たな粗利源をつくる:ケーキの売上以外で粗利を生み出せないか。また、店頭販売や通販以外の販売ルートは無いか。

3:消費期限問題を切り抜ける:生ものなので、どうしても期限が短い…。廃棄は嫌だから、作れる量も限られる…ジレンマが生じていると思うんです。

 

 

■切り口に合わせたアイデアたち8


1:新たな利用場面を作るに対するアイデア

【アイデア1】ケーキごとに縁起をつける

お節料理は「よろこぶ(昆布)」とか縁起を重ねているじゃないですか。それを応用して「幸せを重ねるミルフィーユ」や「花言葉が”幸福な家庭”の苺をたっぷり使用したケーキ」とか

【アイデア2】参加型企画。名物品の購入者が増えるほど、月1回の特別ケーキが大きくなる

お店の名物品の販売数をカウントしていき(店内表示やSNS/LINEで報告)。販売数に応じて、翌月に特別ケーキを制作する。数が多いほど、大きくなったり高さのあるケーキになる。それはイベントとしてみんなで食べたり、日付を決めて、来店者さんに分けて振舞ったりする。

【アイデア3】食べて学べる12ヵ月セット

定期購入のサブスク的なサービスです。毎月テーマを決めたスイーツをお渡しします。学べるテキストと一緒に。果物がテーマなら、おいしくなる産地の秘密や美味しい果物の見分け方や、おいしい切り方など。焼き菓子なら、素材の化学反応とか。

【アイデア4】なぞ解き・たべ遊びセット

上の「学べるセット」に近いアイデアですがこちらはエンタメに振り切った楽しいキットです。食べて隠し味を当てるクイズや2つの食べ比べなどをして楽しみでもらうセットです。作るのはちょっと大変ですけど。


2:新たな粗利源をつくるに対するアイデア

【アイデア5】ネーミングライツを販売する

スポーツの競技場などでは一般的なネーミングライツ。これを商品に応用してみてはどうでしょう?1カ月限定・2ヶ月限定で、特定商品のネーミング権を販売するんです。たとえば「シュークリーム」のネーミングライツを販売する。手を挙げてくれるのは近隣の事業者さんでしょう(居酒屋さんやクリーニング店や工務店など)

そこで1ヶ月限定で「吉田工務店シュークリーム」と名付けて販売。するとお客さまは気になります。「吉田工務店」のことが。そして更なる効果は「吉田工務店」が宣伝をしてくれること。「ウチの名前のシュークリームを売ってるんだよ」とお客さまに宣伝してくれることでしょう。ネーミングライツの販売で利益を得ながらクチコミ紹介も狙える一石二鳥策です。

【アイデア6】飲食店に専用ケーキ屋作って卸す

ケーキ屋さんに赴いてくれる機会が少ないならば、こっちから出向きましょう。お客さまが訪問する場においてもらう案です。飲食店さんでは料理は強化していてもスイーツまでは手が回っていない所もあるはず。そしてスイーツはプロではない方も多い。そこでプロの登場です。そのお店専用のスイーツを作って卸す案です。定期的な売上が見込めます。※衛生上のルールは必要かも。


3:消費期限問題を切り抜けるに対するアイデア

【アイデア7】熟睡ケーキとして販売

賞味期限が当日のものは対象外ですが翌日まで持つものは、表現を変えてみてはどうでしょうか?できたての良さもありますが、寝かせた良さもあるのではないでしょうか?2日目のケーキは「寝かせたケーキ」「ぐっすり寝て熟成したケーキ」などと表現して価値を作ってみる案です。

【アイデア8】クリーム後乗せ

消費期限が短い理由は「生クリーム」の場合が多いのではないかと想像しまして(違ったらすみません)。ならば、生クリームはご注文後に付ける形式にすればスポンジ部分は翌日以降も持つのではないかと言う案です。注文してからクリームをつけてくれたらお客さまも嬉しいでしょうし(手間はかかってしまいますけど)。

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いかがでしょうか?

的外れの案もたくさんあったかと思います。
申しわけありません。

使える切り口があれば
ぜひ使ってみてください。

お客さまの笑顔を見たいお店が
繁盛されることを願っております。

ますますお客さまと楽しんで、
大繁盛されますように

応援しています!

うれしくなる を ふやしてく!
マキヤより

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