価格にシビアなお客さま。お店の処方箋×2
「お客さまが価格にシビアになっている」
「一番安い商品の注文が多い」
「可処分所得が減っているから業界の市場が減っている」
こんな声を聞きます。
事実だと思います。これに正論で抗おうとしても難しい。どうしてこのような状況が起きているか?
短期的には「生活品の値上げラッシュ」の影響があるかと思います。中長期的には「お給料が上がらず、レジャーやエンタメだけでなく教育に使えるお金が減っている」という側面もあるようです。
お店の思惑としては「できたら、高単価な商品を購入頂きたい」でしょう。粗利も高いですしね。でも、お客さまは「なるべく安く済ませたい」と言う場合も多い(そういうお客さまも多い)。お店の思惑と、お客さまの思惑が相反してしまう。
どうしましょう???
原則は【お客さまの思惑優先】です。
そうじゃなきゃ、お客さまは来店下さいませんから。とはいえ、今揃えている商品ラインナップの中で一番安い商品を注文するのは、お客さまも多少気が引けるかもしれません。「一番安い品を買っている」と引け目を感じることだってあるかも。いえいえ。お店としては、お客さまの大切な時間とお金(と心)を使って、来店頂けることが何よりも嬉しいじゃないですか。単価の低い品でも「自信をもって、楽しんで注文をしてほしい」じゃないですか。
どうしましょう???
2つの処方箋を提案します。
1:現在、低単価の品に【価値づけ】をする
商品ラインナップの中で一番お安い品でも
「一番人気!」
「リピーターさまに人気」
「分かっている人はこれを買う」
などの表記があれば、引け目を感じることはありません。自信をもってお買い物して頂けるでしょう。
2:もっと、低単価商品を用意する
「一番安い」から引け目を感じるのであれば、もっと安い品を用意すればいい。ハーフサイズ/7割サイズ(プリンセスサイズ)などを用意して、更なる低単価品を用意しておく。すると、選ぼうとしていた商品が一番安い品ではなくなります。
※とはいえ、新たな低単価品の注文も入るので、客単価が落ちることは予測されます。この辺りは、ボリュームと価格のバランスをうまくやりくりしてくださいね。「おとり商品」の位置づけで。
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しかけ販促プランナー
マキヤより
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