一時的な繁盛店になりたいか、 長く愛される繁盛店になりたいか
「だから毎朝来たくなるんだ」
私は毎朝のようにマクドナルドに行きます。すると、スタッフさんがあいさつをしてくれます。「いらっしゃいませ」ではなく「おはようございます!」と。私がいつもホットコーヒーをブラックで注文するのを覚えてくれているので「ミルクとお砂糖は…?」というくだりはありません。
これだけで、毎朝嬉しくなるんです(いつものスタッフさんがいない時は、ちょっと寂しい)。別にそれ以上の会話はしないんですけど「覚えてくれている」だけで嬉しくなるんですよね。マクドナルドのような巨大チェーンでも、お客さんて人(スタッフさん)についたりします。【おいしさ=味+人間味】と思うのです。
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売上が芳しくなくなると、すぐにお客さまに来てほしくなります。すぐに売上を上げるには、すぐに動いて下さるお客さまを呼び込む必要があります。
たとえば値引きキャンペーンをすると、値引きに魅力を感じたお客さまが来て頂けます。そのお客さまは、次回はまた、別の値引き店に行くことでしょう。SNSでバズらせたら(私はうまく出ませんが)、初めてのお客さまにも来て頂けます。そのお客さまは、次回はまたSNSを見て別のお店に行くことでしょう。もっと言うと「絶品ですよ」とPRしてうまくいくと「絶品」を求めたお客さまに来て頂けます。そのお客さまは次回はまた、別の絶品店に行くことでしょう。それぞれ、1回キリでなくリピート利用してくれる方もいると思いますが少ないはず。だって【そういう誘い方】をしたのですから。
すぐに売上を上げたい場合はどうしてもこうしたやり方に頼らないといけない。でも、長く商売をするには、通って下さるお客さまが増えるような活動を大切にした方がいいと思うのですよ。
長く通って下さるお客さまは、それなりに時間をかけて来店をしてくれたお客さまが多い(そんなことないですか?)
「あのお店気になってたんだよね」と前々から気になっていて、何かのきっかけで来店したら気に入って通ってくれた。「あそこに次にどんなお店ができるのか気になってたんだよ」「お店があるのは知ってたんだけど、なかなか足が向かなくて。でも、友だちが良かったというから来てみたよ」こんな風にゆっくりと動いて下さったお客さまの方が長く通ってくれる(そんなことないですか?)
短期間で集めると、短期間で離れていく
時間をかけて集まるようにすると、長く通ってもらえる(とはいえ、通ってもらえる工夫はだいじ・超大事)
地道に、地道にしっかりとお客さまに知って頂くことがだいじ。そして「気になる化」をじわじわと、時間をかけて進めることがだいじ。一度、来店下さったお客さまがもう一度来たくなるような仕掛けもだいじ(記憶と「良い不満」がだいじ)。一度来店下さったお客さまがお友だちに「しゃべりたくなる」ような、話材の提供もだいじ(派手じゃないやつね)
これからの個人経営のお店では【商品を売るよりも、店主さんを買って頂く】がだいじ。「良い⇔悪い」基準だけでなく「好き⇔苦手」基準も加えて選ばれた方がいい。「おいしい」で勝負をするとお客さまは「他の美味しいお店」と比較をします。「好き」と思ってもらえると、お客さまは比較しないで来てくれるようになります。
「小さな嬉しい」を少しずつ重ねると「好き」の気もちが増えていきます。大きな感動ってそれほど要らないと思うんですよ。「小さな嬉しい」を積み重ねることが長く愛される繁盛店に繋がる。
私はそう思うのです。
あなたはどう思います?
エラソーにすみません♪
※とはいえ立地や業種によっても 違うと思いますけど!
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いかがでしょうか?
少しでも参考になりましたでしょうか?
ますますお客さまと楽しんで、
大繁盛されますように
応援しています!
うれしくなる を ふやしてく!
マキヤより
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