【小さな不便】を残した方が価値が高まるかもしれない話。

長野県の名物お土産「信玄餅」を
数年ぶりに頂いたんですけどね
やっぱりきな粉をこぼしちゃうのです。

以前に「正しい食べ方・こぼさない食べ方」を
教わった気がするんだけど、
やっぱり忘れてまして。

▼信玄餅はこちら(知らない方用)

そこで気づいたのが
〔いい不便は価値を高める〕と言うことです。

先日、旅館に泊まって
【自由じゃなくて制約があるからこそ
文化体験の魅力がある】と感じたんです。

▼詳細はこちら(先週のメルマガ記事)
https://kikakuman.com/archives/13373

信玄餅にも
そうしたものがありました。

・包みをほどくのちょいと大変 (その前に包んでるのが大変そうですね)

・黒みつをかけて混ぜるという手間

・「きな粉がこぼれそう!」 というスリリングさ(そしてこぼれる)

・お餅を食べたらきな粉が残って 食べ切れてない感が残る(食べつくしますけどね)

・口の周りにきな粉がくっつく

※正しい食べ方をしたら、そんなことはないのかもしれませんが。

これらは【便利】とは逆方向に向いています。
行ってみれば【小さな不便】です。(いい不便です)

これこそが価値になると感じたんです。

こうした【小さな不便は、満足とのふり幅を拡げる】
のではないかと思うのですよ。

プラスの方向だけだと
美味しくて+3ポイントあるかもしれませんが

敢えて小さな不便でー2を作っておくと
そこからプラスに振り切るから【+5】に感じられるの。

「いい不便」という表現は正しくないかもしれませんが、
そういうものって実は大事かもしれないという話です。

便利ばかり追求したり、
お客さまの自由(お好み)ばかりを追求すると、
お客さま主体が強くなるので世界観の体験度は弱くなる。

ある程度の制約やルール、
小さな不便を設けて活かすことで、
価値を高めることができるんじゃないかなと感じました。

毎日使用するような日用品に関しては
便利の追及がいいと思うんですが

時どき体験する【非日常の楽しみ】の場合は
【いい不便】を効果的に使うことも
価値づくりになるんじゃないかなと思います。

少なくともそういうことを
うまく使っている企業はあるし、
残っているものには、
そういうものがうまく使われていることも
あるがするのです。

それにしても
信玄餅ってやっぱりおいしいですね!

大好きです!

 

いかがでしょうか?
少しでも参考になっていたら嬉しいです。

 

ますますお客さまと楽しんで、
大繁盛されますように

応援しています!

うれしくなる を ふやしてく!
マキヤより

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