旅館は「制約」があるから魅力的なんだ!(価値づくりのはなし)

昨晩は旅館に泊まったんです。

ご家族経営の旅館でゆっくりできて
本当に素晴らしい時間を過ごせました。

そういえば
いわゆる旅館に泊まったのは
久々でございました。

ホテルとは違った
魅力がありますよね。

いろいろな魅力があると思いますが
その一つに【制約】があるように
感じたんです。

自由なホテルとは対照的に
【制約のある旅館】
そこにも大いなる価値があるなーと。

例えばお食事。

ホテルでは時間内に
レストランに行って食事をすることが多いですよね?
特に朝食は、ビュッフェ形式になっていて
自分で食べたいものを選べることも多いです。

ホテルには自由があります。

それと対照的に
旅館では食事に制約があります。

「お食事は何時頃にしましょうか?」
「19時ころお願いします」

こんな約束をするところから始まります。

すると、その時間には
部屋にいないといけません。

どこかに出かけても
お風呂に入っていても
その時間には戻っていないといけない。
お客さまとしては【制約】です。

お風呂もそうだったりします。
私が今回泊まったお宿では
宿泊者ごとに【貸し切り】で入れるお風呂でした。

お風呂の入り口に
時間割表があって、お客さまが希望の時間に
名前を書き込む形式です。

ホテルの場合はお部屋にシャワーが付いていたり
いつでも自由に入れる大浴場があったりします。
※旅館でも大浴場の宿は多いかも。

ホテルは自由に入れるけど
旅館は成約があります。

他にもホテルは
ベッドにお布団が敷かれているけど
旅館は、テーブルを片付けてお布団を敷きます。

ちょいちょい【制約】があるんです。
【ルール】と言った方がいいかもしれないですね。

こうした【制約・ルール】はマイナスかと言うと
そんなことはありません。

逆に【大いなる魅力】だと思うんです。

なぜなら
【制約=文化体験】だから。

そこでしか得られない【しきたり】を
体験することは大いなる価値であり魅力だと思うんです。

久々に旅館に泊まらせてもらって
文化を体験させてもらって
ほんとうに満喫させてもらえました。

自由過ぎたら、この満足感は
得られなかったと思うんです。ホントに。

制約=文化体験=価値

ですよ。

他の業種でも。きっと。

いかがでしょうか?
少しでも参考になっていたら嬉しいです。

 

ますますお客さまと楽しんで、
大繁盛されますように

応援しています!

うれしくなる を ふやしてく!
マキヤより

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