2020
10.30

仕事人の誇り、チープにならない表現は

キャッチフレーズ, 伝え方, 販促物のつくり方

「一流」って、自分で言うとチープになります。

「私、一流の●●士の●●と申します」って自己紹介されたら「この人…一流じゃないな」って思いますでしょ?ほかにもそんな言葉があります。「匠」も「達人」も自分で言うとチープになります。本当に技術のある仕事人・職人さんでも、自分で言っちゃうとチープになる言葉ってあります。しかも他人から「一流」と評される場合でも、世間から一流と認められている人から「一流」と言われれば格がつくんですけど、そうじゃない人から言われても格が付きません。チープになってしまうこともある。難しい。数字とか客観的評価で圧倒的なものがあれば分かりやすいんですけどね。明らかに日本一の量を扱っているとか。歴史がすごいとか。由緒ある取引先に収めているとか。表現が難しい場合は苦労します。

商売で拡販をしていくときには、すごい仕事人でも「初めて会う方に」自分を知って頂く必要があります。その際には「チープにならないように、いい仕事していることが伝わる」ようにしたいものです。


今、そういう仕事をさせてもらっているんです。日本にそんなに数多くいない技術を持った仕事人さんです。その方も拡販というか店頭で新たな取引先が見つかると嬉しいので、その仕事ぶりや技術の高さが伝わるような表現はできないかと、頭をひねっているところです。

特殊な売り場の店頭で、仕事人の技術の高さなどが伝わるようにできないかと模索をしています。元々は「のぼりを作りたい」と要望を頂いたんですが、実際の現場を拝見してもう少しアイデアの幅を広げています。

今回大事にしているポイントは2つです。

①チープにならない

②買った方が誇りを持てる

どちらかというと②の方を大事にしています。いい仕事人からいい品を変えたら「いい買い物ができた」「いい店で買えた」という気持ちになれます。買ってくれたお客さまが「そのお店で買い物したことを誇りに思える」ようにしたい。それだけの仕事をしている人なのでそのきっかけ作りができればと。うまくできればお客さまにとって「自慢のお店」になるし、誰かにも言いたくなるストーリーが生まれるかもしれません。

 

そのために「一流」や「達人」「匠」といった言葉は使わずに、「この人は一流の仕事をしているに違いない」という想像が働くように表現を練っているところです。上の画像はその案の一部です。店頭では通常、お客さまの目に入るように「目立つ」「気になる」を大事にするんですけど、今回はそれ以上に「誇りを持ってもらえる」ことを大事にしています。長期的にはその方がよさそうだったから。実際に制作するものは変わっていくかもしれませんけどね。

 

どうでしょうか?

参考になる部分はありますでしょうか?

少しでも参考になっていれば嬉しいです!

 


 

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■書いた人…気になるづくりの専門家・まきやさねゆき(Twitter