和菓子屋さんを素通りするお客さまの【気を引く】2ステップの仕掛け
「また、お客さまが素通りしていっちゃう…」「食べてくれたら、きっと満足してもらえるのに…」「買わなくてもいいから、まず店内に入って商品を見てほしい!」
そんな悔しさを頂いている和菓子屋さん(や、他のお店のオーナーさん)へ。お客さまの気を引く2ステップの仕掛けをご紹介します。そのままマネするのではなく【仕掛けの切り口】をご参考下さい^^
この2ステップで仕掛けていきます。
第1ステップ:目を引く仕掛け
第2ステップ:気を引く仕掛け
具体的にどうするか?一つ、見本をお見せしますね。
↓YouTubeで具体的に解説いたしました(約5分です)
↓ここからはYouTubeを見られない方のために、ポイントをかいつまんでお伝えします。
まずは第1ステップ「目を引く仕掛け」です。どんなにステキなお店でも、お客さまに喜んで頂ける商品でも、見て頂かなくては選択肢に入れません。お客さまの目を引きましょう。こんな置物を置いてはいかがでしょう?
たとえば、ネコちゃんの置物です(上の画像は本物に見えちゃいますが、実際には置物で)。店内を覗いているように置いてみる(ネコちゃんに座ってもらう)。これを見たお客さまは「中に何かあるのかな?」と目線を追ってくれる可能性が高まります。さらに…
たくさんのネコちゃんがいて、店内を覗いていたら益々中が気になりませんか?1人よりも3人が覗いていた方が気になるものです(人じゃなくてネコですけど)。ここまでが目を引く仕掛け。さらに、見てくれたお客さまの【気を引く仕掛け】を加えてみましょう。
第2ステップは【気を引く仕掛け】です。ネコちゃんの置物の近くに「吹き出しのパネル」を設置します「何の香り?(ニャンの香り?)」と。これを読んでくれたお客さまはきっと「香り」が気になるはず。お店の近くによって香りを感じようとしたり、店内に入って確かめてくれる方も増えるはず。
この【気を引く仕掛け】のポイントは「どんな点で気を引くのか」です。上の例はシンプルに香りですが、セリフを少し変えるとお客さまの頭の中の動きも変わります。たとえば…
「まるでコーヒーの香り」と書かれていたら、「和菓子店なのにコーヒー?」と半信半疑になり本当かどうかを確かめたくなる方が生まれます。そして実際に確かめたら「ホントだ!」と実感&記憶を深めて頂くことができます。「どうしてこんな香り?」と書かれていたら、技術の高さを想像することができます。
【気を引く仕掛け】と言っても、どんな点で気を引くかでお客さまの次の行動が変わってきます。お店の魅力に合わせて作り込みましょう。
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いかがでしたか? 店頭の仕掛け、参考になりましたでしょうか?
目を引く仕掛け/気を引く仕掛け、どちらもお店から強引にアピールするのではなく「引く」ことを大切にした仕掛けです。情報にあふれている時代「押すより引く」がだいじになってきそうですよ^^
ではでは、今日もお客さまに喜んで頂いて大繁盛していきましょう^^応援しています!
売り込まなくても、売れていく仕掛けづくり
仕掛け師 まきやより
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