時短・タイパ時代なのに「待たせる」が サービスになるって知ってました?

「時短」「タイパ(タイムパフォーマンス)」が重要視されている昨今ですが、その逆が価値になることもあるようです。新たな価値づくりにかなり有効な視点だと感じました。2つの事例と、1つの大物メッセージから読み解いていきましょう。


事例1:発表を心待ちにするお客さま

昨年の11月。鹿児島のクリーニング店さんは「じゃんぼ宝くじ」を実施しました。クリーニングの「タグ」に記載の番号を使ってのくじです(業種「ならでは」で楽しいですね!)

発表日は12月の中旬なのに、それよりも前に、当選したかどうかを確認にいらっしゃるお客さまもいたんだとか。また、普段ならすぐに捨てられるタグを丁寧に丁寧に保管して下さるお客さまもいたんだとか。

お店が渡したものを大切にしてくれるって嬉しいですよね!


事例2:くじの当選発表日前後に動きが高まった。

今年の1月。横浜の飲食店で「お年玉くじ」の当選発表がありました。当選発表はLINEだけで行ったところ、発表日の前後に登録下さる方が増えました。くじをお渡ししていたのは12月終盤からです。配布当初は「あまり登録してくれないなぁ」と思っていたのですが、発表日間近で動きが増えます(発表前20日間よりも、発表前後3日間の方が動きがありました)

くじ券を捨てずに取っておいてくれて発表日を気にしてくれていたんです(その比率も期待以上に高かった)。


大物メッセージ:楽しみがあると時間を長く感じる

たまたまYouTubeで、島田紳助さんと松本人志さんのラジオ?の切り抜きを聞きました。その中で島田紳助さんがこのような主旨のことを話していました。

・年を取ると、時間の流れを早く感じる

・小さい頃は、いろんな楽しみがあった。

・クリスマス・お年玉・夏休み、そういうものを待つのが楽しい

・待っている時間は、長い

2つの事例と、一つのメッセージが合わさり合点がいきました。

「人は、待つのも楽しみになるんだ」

って。

時短やタイムパフォーマンスの時代ですが、「あの日に〇〇がある」「この日まで待ては、○○できる」という「待つ楽しみ」がある。

お客さまが楽しみになるなら、それを意図的に提供するのは、お店のサービスになりますよね?

お客さまに「お待ち頂くサービス」考えてみてはいかが?

 

参考になりましたでしょうか?

今日も読んで頂きありがとうございます!
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うれしくなる を ふやしてく!
しかけ販促プランナー
マキヤより

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