商品を売って厳しい競争するか 人がらを売って競争から抜け出すか
商品を販売する時に『どんな切り口』で伝えるかは、とても重要です。
それによって「厳しい競争で勝負をするのか競争から抜け出すのか」変わるから。経営者のだいじな選択だと思います。
たとえば、日本酒でこのような説明ができるとします。
「山田錦という酒米を使用して55%まで磨いた吟醸酒です。フルーティな香りが楽しめます」
すごくイイと思うんです。
でも。これは「商品」を売っているので競争の土俵に自らのぼることになります。お客さまは他の日本酒とも品の良さを比較して購入・注文を決めますので。
別の切り口で伝えてはいかがでしょうか?たとえばこのような感じ。
「スイーツが大好きな杜氏によるお酒です。酒造りの期間は大好きなパフェを一切食べずにガマンして、お酒の味わいに集中して作り上げました」
こちらは『作り手の人がら』を切り口にして伝えたものです。こう聞いたら、お酒の味わいがまた変わりそうでは?
杜氏さんの表情や人がらが伝わってきて「おいしい」と別に「なんか好き」という感情移入が始まるかもしれません。←この感情移入がだいじ。
作り手ばかりではありません。「売り手」の人がらを切り口にしてもOK。
たとえば
「このお酒、店長が大好き過ぎるんです。毎日、このお酒の魅力を熱く語ってくるので、スタッフ全員がこのお酒を好きになっちゃいました」
とか。
人がらが伝わるとお客さまの満足感は「商品の品質以上」になります。人がらを感じることによる「感情移入の満足」が加わります。
感情移入できると
記憶に残りやすいです。
そして、人にも話しやすい。
人に話せたら、より記憶に残る。
次回の商品選びやお店選びの際により優位に働くはずです。だって「好き」という気もちがいくらか加わっているんですから。
※逆に、人がらの相性が合わない場合は選ばれないと思いますが、それはいいじゃないですか。
商品を売って厳しい競争するか
人がらを売って競争から抜け出すか
経営者の選択です。
個人経営のお店なら、今後はより後者がだいじになると考えています。
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いかがでしょうか?
少しでも参考になりましたでしょうか?
ますますお客さまと楽しんで、
大繁盛されますように
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