お客さまが”自動的に満足度を高めてくれる”言い方。
満足実感が高い方が
いいと思うんです。
同じ商品やサービスを
体験して頂くとしても、
お客さまによって、満足実感は違います。
お客さまと商品やお店との相性もありますが
お店から「言い方・伝え方」も影響しています。
先週、小樽に出張に行ったんです。
先様でお食事をご一緒させてもらった時に
こんな風に教わりました。
「小樽に来たら、八角と
シャコは食べて欲しいですね」と。
他にニシンも魅力らしいですが
それはその場で頂いてましたので。
駅前に市場があり
食事ができることも教わりました。
「こりゃ食べに行かなきゃ!」と
翌朝が楽しみになりました。
だいじなのは次です。
次の言葉が興味をそそったんです。
「シャコは、
手が美味しいんですよ」
って。
シャコの手!
シャコ初心者の私には
まず「手」を食べ分けることすら
想像できていませんでした。
上級者?になると
手を食べ分けるのですね。
そういえば、
シャコは攻撃力が強いと
聞いたことがあります。
パンチ力がすごいと。
それを思い出すと
手には筋肉がすごく付いているのだろうと
想像が拡がりました。
翌朝、市場に赴きました。
もちろん八角(お刺身)と、
シャコ(ボイル)を注文しました。
シャコが届いて
注目するのはやはり「手」です。
…分かりませんでした。
すみません。
(だいぶ小さいんだと思われます)
シャコ初心者の私には
どこが手なのかが分からず…。
こういう時に現地の人が一緒だったら
良かったなぁと思いました。
私は分からなかったんですけど
実際に「シャコの手」が分かったら
「ここか!」と見つけて
じ~くりと味わうはずです。
そして「なるほど!」」とか
「たしかに!」とか思うと思うんですよ。
(舌で分かってなくても、そういう気分になりやすい)
そうなれば満足実感は上がります。
(私は見つけられなかったんですけどね)
食べ方や利用方法を
お客さまに任せるのもいいと思います。
でも、良く知っている人(お店の人)が
「ここがうまいんですよ」
「こうすると、さらにいいんですよ」
と教えてくれたら、お客さまは
自らその方法を試してくれるでしょう。
特に初心者の方ほど、素直にしてくれるはず。
すると
「なるほど!」「たしかに!」が生まれる。
満足実感が高まります。
細かい点に注目して
具体的なポイントややり方を伝えると
満足実感が高まりやすいということ。
ぜひご参考あれ!
…また小樽にうかがえた際は
シャコの手をちゃんと教わって
頂きたいと思います。
—
いかがでしょうか?
少しでも参考になっていたら嬉しいです。
ますますお客さまと楽しんで、
大繁盛されますように
応援しています!
うれしくなる を ふやしてく!
マキヤより
▼無料提供中です(個人情報の登録なども不要。PDFがすぐ手に入ります)