【リアル店向け】販促ツールは骨組みが9割
成果の出る販促ツールと成果の出ない販促ツール 違いはどこにあるか。
「デザインの良さかな」「キャッチコピーだよ」
たしかに。それも、とてもとてもだいじです。どちらも売上・成果を大きく左右します。ですが、デザインやキャッチコピーよりも前に、さらにだいじなことがあります。
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どこで、何を起こすか?
企画の骨組みがだいじっ!
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でございます。
骨組みがズレていると、どんなにステキなデザインだとしても、どんなにステキなキャッチコピーだとしても、売れません。
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「そもそも、 売上を上げるのの何をしたらいいの?」
「どんなものをつくったらいいの?」
「どこで使えばいいの?」
「どんなことを書けばいいの?」
「どんな形がいいの?」
など、そもそも何をすればいいのか見えてこない場合もあるでしょう。そんなときにも【骨組み】から考えると見えてきます。
今回は、その骨組みの作り方を1枚シートの形式でお伝えしますね。私がこれまでにやってきた仕掛けツールの【思考の段取り】をまとめたものです。
※私自身、仕事のスピード感を高めたくて、自分用にまとめたものでもあります(実用性のあるものということです)
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1:まずはゴールを設定する
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販促ツールは成果(ゴール)から逆算して作っていきます。
・○○の売り合上げアップ
・○○の注文比率アップ
・リピート率アップ
・見込み客名簿アップ
・お一人当たりの注文点数アップ
・さらなる満足度アップ
など、経営的なゴールを設定します。これがスタートです。当たり前ですけど意外とできてないものです。
※本当は「○○の売上をアップして、お客さまの○○を実現」などお客さま主体の言葉も加えたい
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2:【直結Action】を設定する
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ゴールにたどり着く直前にはどんなことが起きているか?お客さまはどんな気持ちになっているか?【ゴールに直結するAction】を想定します。
(行動面)
・じっくりと販促ツールを読み込む
・気になる点が生じる
・スタッフさんに質問する(気もち面)
・「これを使ったら私も良くなりそう」
・「私にも合うのね、ありがとう」
・「これは凄そう、見逃せないぞ」
などなど。
「こんなことが起きたら、お客さまは買ってくれるだろうな」
「こんな気持ちになってくれたら注文してくれるだろうな」
とゴールに直結する状態をアリアリと想像しましょう。
この「直結Action」は、我々のコントロール下にはありません。しかけツールを提供した結果、お客さまの中で変化をしたり行動したりしてくれるものです。我々がやることは、その前です。
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3:【誘うAction】を設定する
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ここからが我々がしかける所です。「直結Action」につなげるためのしかけを考えましょう。
(行動面)
・つい見ちゃう
・じっくり見ちゃう
・手を伸ばしちゃう
・開いちゃう
・中身を取り出しちゃう(気もち面)
・ナニコレ?ふしぎ?
・え、どういうこと?もっと知りたい
・私のために準備してくれたんだ
・かわいい!ワクワク♪
などなど。
直結Actionに繋げるには何が起きればいいかを考えます。ここは、我々の【仕掛け】によって実現可能なことを考えていきます。
この「3:誘うAction」と次の「4:3秒販促の仕掛け」は同時に考えます。
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4:3秒販促の仕掛けを考える
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「誘うAction」を実現するための具体的な仕掛けを考えましょう。
「じっくり見ちゃうには、どうしたらいいかな?」
「つい手を伸ばすには、どうしたらいいかな?」
「お客さまの頭に【?】を残すには、どんな表現をしたらいいかな?」
と考えていきます。
いろんなことを盛り込みすぎると結局うまくいかないので、【仕掛けは1~2つ】に絞りましょう。
※「やり過ぎて失敗」という経験は私が先に何度もしておきましたよ^^
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5:事前情報は先にまとめておく
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説明は最後になってしまいましたが、実際には、先にまとめておきたい情報があります。
●客層について
・お客さまが持っているセルフイメージは?
・お客さまの本性は?(本当は何を欲しいの?) など●お店の強みについて
・こだわりは?(こだわる理由は?)
・お客さまの「買いドコロ」は? など●環境について
・気になるライバルは?
・お店の特徴的な環境は? など
こうした情報を元にして1~4の骨組みを作ります。【お客さまが欲しがってくれる点】【お客さまが買いたくなる理由】を外しちゃうと、成果は出ませんから。
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いかがでしょうか?
成果を生み出す販促ツールには「骨組み」がだいじ。特にリアル店舗で使うアナログのツールは、このような骨組みを作って考えることをおすすめいたします。
参考になりましたでしょうか?
お客さまと心通わせて、大繁盛してまいりましょう^^
まきやより
今回の骨組みシート、PDFで無料提供致します。ぜひ活用して、効果的な販促ツールづくりに活かしてくださいっ!
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※現在は無償&登録も不要です