【忘れられ対策】明日、思い出してもらう仕掛け4

情報が溢れている時代。我々商売人は【いかに記憶に残るか】と言う点がとても大切になっています(よね?)。

「満足した」だけじゃ覚えてもらえないから。すぐに忘れられてしまうから。

前回の記事では【記憶に刻みこむ】仕掛けチェックリスト25 https://kikakuman.com/archives/11573 をお届けしました。

今回は、もっと具体的に。実際にどんなことをすればいいか、策を紹介させてください。明日、思い出してもらうにはどうしたらいいか?


◆お客さまは、明日には忘れている

「エビングハウスの忘却曲線」をご存知でしょうか?マーケティングだけでなく受験勉強でも登場するものかと思います。

「人は、24時間後には74%忘れている」という衝撃的な内容です。今は情報化がすごいですから、忘れるスピードはさらに速まっているかもしれません。

かすかでも、記憶に残っている間に【一度思い出して頂けたら】記憶は定着しやすいそうです。脳みそは【思い出す位だから、重要度が高い】と認識して「長期記憶」に保存しやすくなるのだとか。だから、我々は【お客さまの長期記憶に残れるように】工夫や仕掛けをしていった方がいいわけです。

そのために【明日思い出してもらう】という意図で4つの切り口と策を紹介しますね。「これは、ウチでもできる!」というのを見つけてくださいね^^


【忘れられ防止策1】 直接メッセージする

お客さまに直接連絡できたら、確実に思い出して頂けます。LINEのやり取りをして、翌日にメッセージを送ればバッチリ!

「昨日はありがとうございました。その後、変化はありませんでしたでしょうか?気になる点があれば、小さなことでもどしどし仰ってくださいね」などと。

※お礼だけよりも、相手を気遣う内容がよいですよ^^

直接メッセージは業種によってはハードルが高いかもしれませんね。そしたら次の策を


【忘れられ防止策2】 明日の予言をする

直接やり取りをできなくても、お客さまが【自分の生活内で思い出して】くれればいい訳です。だから、翌日のお客さまを予言しちゃう。

「このコースを体験した方は 翌朝、起きて『肩が〇〇だ』って方が多いですよ!」とか

「明日、髪を触った時(シャンプー後に)に〇〇の感触があると思いますよ」とか

「こちらを召し上がった翌日はお通じが全然違うんですよ」とか。

お客さまが思い出してくれたら「ほんとだ!」と実感が高まるはずです。

とはいえ、予言をしても、お客さまの記憶に任せるのは頼りないかもしれません。そしたら、

【忘れられ防止策3】 明日、見返すツールを渡す

お客さまの記憶に頼らずにツールに頼ってもOK!こちらの方が、思い出してもらえる確率はグンと高まります。

たとえば「明日の午前中に開けてもらえませんか?」や「お一人じゃない時に開けてくださいませ」というポチ袋をお渡しする(お帰りの際に)。ポチ袋の中身には、上の予言内容や、次の項目「見せたくなるツール」などを入れて。

改めて思い出して、「ホントだ」「確かに!」と思ってもらえたら記憶の定着に繋がります。

※ポイントは、開封(行動)のタイミングを具体的に示唆すること


【忘れられ防止策4】 人に見せたくなるツールを渡す

ツールつながりでもう一つ。

お客さまが【友だちに見せたくなる】ツールをお渡しすることができれば、翌日以降に力を発揮してくれます。

たとえば、このような物とか。

※ポイントは【見せたら、会話が盛り上がる】ことです。

と言うことで【明日、思い出してもらう】と言う視点で、切り口と策を4つご紹介しました。

「ウチでもできそう!」と言うものはありましたか?ぜひ、実践してみてくださいね^^

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アナログ販促クリエイター
マキヤより