評判強い お店には、見た目の説明言葉があった!(行列のパン屋さんの話)
評判強いお店には「説明しやすい言葉」もセットで用意されていることが多いです。先日お伺いしたパン屋さんは入り口で行列していました。そして買った写真をSNSで投稿すると「私も好きですよー」というコメントをFacebookでもInstagramでも頂きました。人気店で行列しているこのパン屋さんは「おいしいだけ」ではなかったです。
こちらのパン屋さんは、横浜の中華街から山下公園の間あたりにある「のり蔵」さんというパン屋さん。写真でもわかるように店内は「和風」なんです。パンて洋風の食べ物ですすから多くのパン屋さんの店内は洋風です。でも、のり蔵さんは和風。すごく印象的なんです。「のり蔵」でGoogle検索すると「和モダン」「和風」「和にこだわる」という言葉並びます。「和風」という言葉で紹介をしやすいんです。
印象に残りやすい店内装があるから、美味しさも記憶に残りやすくなります。
お客さまが「説明経験」できるから、記憶に残る!
「おいしいパン」では記憶の引き出しに入りにくいです。だって「おいしいパン」を売っているお店は世の中にたくさんあるから。でも「店内が和風で、おいしいパン」となるとのり蔵さん専用の引き出しになります。記憶に残りやすくなります。そして説明もしやすい。これも大切です。「店内が和風のお店でね、素材にもこだわっていておいしいんだ」と人に紹介をしやすくなります。
人はインプットするときよりもアウトプットするときに記憶が定着するそうです。「説明しやすい言葉」はお客さまの説明経験を促します。お客さまが友だちに説明をする経験をしてくれれば、記憶が定着しやすくなるのです。・・・ということは、リピート利用も評判だって促進されるはず!行列の人気店は、ただ品質がいいだけでなく、リピート利用しやすい仕組み、評判を生みやすい仕組みを作っているんですね。
とっても素敵な流れができていて、おいしく勉強させて頂きました!勉強っておいしいんですね!
■のり蔵さん http://norizobread.com/
仕事場から自転車で行ける距離なので、またお伺いします!(勉強勉強!おいしい勉強に♪)
今回のポイントは「評判の呼び方 5STEP」でいうと「【STEP3】語れるフレーズ」に該当します。「普通とは違う!GAPの法則」「外見などインパクトの法則」あたりですね。本質的な「のり蔵さんのこだわりっぷり」も言葉にするときは「こだわり細かすぎの法則」あたりになってくるかと思います。
読んで頂きありがとうございました!
2021年、ボクら商売人も張り切って商売していきましょう!
まきやより
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