口コミのタネを蒔くカード(普通はやらない)
口コミ、されたいですか?
評判、高めたいですか?
コロナの中、あまり広告費をかけなくても、売上をジワジワ伸ばすには有効です。
広告が難しくなっている今、口コミの方が着実かもしれません。
こんにちは!まきやです。今日は全員ができるわけじゃないけど【条件をクリアしたお店なら】口コミの種まきになるカードをご紹介しまね。そもそも、口コミや評判が起きるには、大きく3つの条件があります。
1:お客さまがお店のことを好きなこと
(自分がユーザーであることに自信が持てること)2:語れるフレーズがあること
(ぼんやりじゃなく、他との違いが具体的なフレーズ)3:語れるきっかけが見つかること
(どんなに満足しても、きっかけがないと語らない)
この3つはどれも必須です。どれが一つ欠けても、口コミは起きません。(しゃべられても、来客促進につながらない)
1については、お店での満足度がだいじです。接客や雰囲気、心の距離感が肝です(ここが土台。これがないと口コミは難しいです)。
2と3については【お店の凄み】を見つけることから始まります。それをお客さまにお伝えしてお客さまが【語れるように】なるようにする。伝える演出などはありますが、最終的には【語れること】なので【言葉】がとても大事です。その【言葉】をお客さまに伝えること。【伝わる言葉】として整えておくこと。【記憶に残る言葉】にすること。が大切。
でも、
人って忘れやすいので【思い出すしかけ】があった方が記憶に残りやすいです。そこで【カード】が役立ちます。お店の【凄みが伝わるカード】です。
たとえば、ギャランティカード。ギャランティカードは、ブランドバッグなどについているカードです(品質保証書のことです)。これを他のお店で使っちゃいけないルールはありません(一人で運営する個人店だって使っていい!)。
ボクが注文して2月に届いた日本酒(なんと500ml15,000円)にはギャランティカードがついていました。
「なるほど、このカードは格付けになるなぁ」と感じました。
そして、ボクも作ってみました。(お仕事先のお店さまと一緒に)
シンプルなデザインで表面は金の箔押し。キラキラして格が出ます。裏面にはギャランティ内容です。保証書と言っても返品保証などではありません。イメージは、お店のこだわり宣言です。例えば飲食店なら、このようなことを記載します。
◆当店では熟練のスタッフが毎日2時間かけて○○をしています。
◆当店の素材は、○○産の■■以外、使用いたしません。
◆○○に使用する魚介は、生きたまま仕入れ、板前が毎日その日の分だけを締めています。
たとえばこのような感じです。
この辺りのフレーズに【お店の凄み】を入れておきます。
カードはそのまま渡してもいいですが、できたらミニ封筒やポチ袋に入れて渡します。「袋⇒取り出す⇒中に注目する」なので、カードの内容に注目が集まりやすいのです。また袋は包むものです。「包まれたものは、大事にされたもの」という印象も与えることができます。格がつきやすいのです。
飲食店など個人のお店でギャランティカードを作ってお客さまに渡すことはほとんどないでしょう。
だ・か・ら!
効くんです!
珍しい物事の方がお客さまは記憶に残りますから。
そして大事にされているものは、だいじにしてくれやすい。お財布の中に残して改めて触れる機会があったり、人に見せる機会が生まれることもあるでしょう。ギャランティカードを知人に見せてもらえたら、そのまま口コミになります(※ただし、それは主目的でありません。凄みを記憶してもらう方がだいじ)。
どうでしょう?
口コミのタネをまくギャランティカード。少し興味がわきましたか?
ただし・・・・
絶対にやらないでほしいことがあります。
それは・・・
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値引きクーポンをつけること!
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ギャランティカードを持参したら「次回は10%OFF」とかクーポンを付けたら価値が大幅下落します。せっかくつけた格が台無しになっちゃいます。値引きは、慎重にやらない限りは格を下げてしまいますから。
だから、ギャランティカードを配布したからと言って【反応率】は分かりません。ジワジワと、お客さまの表情や動きを観察して手応えを感じていくしかありません(本来、商売ってそういうものでしょう?)。
▼手ごたえは例えばこの辺りから察知します。
もし、あなたのお店が満足度が高いのに、口コミが起きていないなら、「しかけ」が足りていないのかもしれません。しかけ次第で逆転していく可能性は大いにありますよ!
楽しく、充実の商売をしていきましょう(*´ω`*)
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読んで頂きありがとうございました!
まきやより
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