〇名感染しませんでした! 逆転の表現は?

「またか…」って暗い気持ちになりません?

「〇〇市で感染が〇名の確認されました」「40代男性の感染が確認されました」という連日のニュースって。「頑張りが評価されない」状況です。それがイヤだって、みんな知ってるはずなのにね。逆にしたらいいのに・・・って思うことがあるんです。

※この記事は、新型コロナウィルスの報道を題材にして「販促の表現方法」を学ぶためのものです。

連日、新型コロナウィルスの話題、基本的にはネガティブなニュースが多いです(ワクチンの話もちょいちょい出てきてる♪)。これって「減点方式」だと思うんです。ああいう報道って。ニュースのたびに「また増えた…」「え?若い人も?」「近くだ」とかね。

感染数を抑えるために「気をつけなきゃっ」て意識付けするために必要だからやってるんだと思いますけど…

 

けど…

 

ね。

 

 

暗い気持ちになってると、モチベーションも落ちるし、パフォーマンスも落ちますよね?だって頑張っても頑張っても評価されないんだもん。頑張りが評価されないってイヤでしょう?会社でも部活でも家族内でも。

 

ならば、に。

「逆に表現」できないか?そんなことを考えてみました。


減点方式の逆、加点方式にできないか?

ニュースのたびに「やったね!!」「がんばったね!」ってなるような表現ができないか?って考えてみました。

「〇〇市では、今日はだれも確認されませんでしたー!やったーーみんな頑張ったねーー!」とか「40代男性が、感染ギリギリの所でさっと右にかわしましたっ!すごい!」とかね。

・・・2つめの案は無理だと思うんですけど、どの切り口から見るかで、印象は変わるってことです。こんなことを今朝Facebookに投稿したら、さらにこんなアイデアを追記頂きました。

「〇〇市の人口〇〇万人のうち、〇〇万人の方々は感染しませんでした!感染しない行動してくれてありがとう!みんなの頑張りで今日も多くの人が日常を送れています!」

「都道府県別 未感染率ランキング!路線別 未感染率ランキング!」

素敵ですよねーー。

ネガティブ面から表現する減点方式ではなく、ポジティブ面から表現する加点方式です。「減点方式より加点方式」って教育や育成の分野では結構言われてることだと思うんだけどな…(勘違いだったらごめんなさい)。こういうときって、大人が率先して減点方式にしちゃう。

※繰り返しますが、感染数を抑えるために「気をつけなきゃっ」て意識付けするために必要だからやってるのだとは分かっています。


ぼくらの表現に応用してみると?

ここまでの新型コロナのニュースの切り口は、あくまでも題材です。本題ではない。「別の切り口で表現するとまったく印象がかわる」伝えたいのはこれです。

ぼくらの商売の表現も同じです。視点を別にすると、見え方が変わる。表現が変わるってことです。

たとえば「こだわり小豆のアンパン」というのがあるとします。素材の小豆や調理にこだわっていてとっても美味しくて、お店おすすめのアンパンです。これは「お店のおすすめ視点」です。いくつか視点を変えてみましょう。

 

●素材視点(料理人⇒小豆)

・料理人の誰もが扱いたいと願うあのモテモテ小豆を手に入れた!

 

●素材視点(小豆⇒料理人)

・小豆界でウワサ!「調理されたいコックNo.1のA氏」がついに手を伸ばした

 

●おすすめ「しない」視点

・ジャンクフード好きにはおすすめしません(素材の味が抜群だから)

・傷つきやすいお母さんにはおすすめしません(子どもが、お母さんのご飯よりアンパンが好きになるから)

 

●昔の人視点

・「おばあちゃんにとっては、1年に1回のごちそうでした」(真偽は確認していません。例としてね)

 

このくらいにしておきましょうか。意識して「視点を変える」ことで見え方が変わるし表現も変わる。印象も変わるってことです。どの視点が正解ということはないんですが、選択肢を多く持てることで、試行錯誤は多くできるようになります。

「別の視点はないか?」ってぜひ考えてみてくださいね(●´ω`●)

ではでは、きょうはここまで。

■書いた人:しかけデザイナー・まきやさねゆき(https://twitter.com/shikakeruhansok)は、「人が3秒で動くしかけテクニック」をフル活用して、強いこだわりを持っている商売人さんのサポートをしています。伝わる動画制作や、しかけで伝わるグッズ制作、その他もろもろのしかけ企画にて)。しかけテクニックが広まって、世の中のHAPPYが増えたらいいなーと願っています。

▼オンライン時代に、見られる広告動画のポイントは?▼

新型コロナウィルス  情報感染が拡がる理由は

この表現は不謹慎かもしれません。どうやらぼくらは新型コロナウィルスの情報に魅了されているようです。この事例に含まれる要素はマーケティング(?)的にも分析しがいがあると思うのです。だって、多くの日本人がこのテーマに対して敏感に意識を保っているのですから。魅了というよりは「気にせずにはいられない状態」という方が正しいかもしれませんが。(この記事は、新型コロナウィルスを題材に扱いますが、世にあふれる情報や対策の真偽には言及しません。あくまでもマーケティング視点、特に「魅了する要素」の視点での記事となります。意に合わない方は読まずにページをお閉じ下さいませ)。


2月15日土曜日AM10時ころ。私はドラッグストアの開店時間に合わせてお店に行きました。数分遅れて店内に入ったところ、すでにレジには20人ほどの列ができていました。マスクを求めるお客さんがたくさんいたのです。TVでは連日新型コロナウィルスの情報が報道されています。「今日新たに●名の感染が確認されました」「横浜港に停泊中のクルーズ船から●名の感染が確認されました」「都内のタクシー運転手から」「和歌山で」「日本全国では」「中国では」と。報道は過熱しています。当然、ぼくら消費者の焦りも過熱します。行動も加速します。

なぜ、こんなにも報道が過熱するのか?

ここにマーケティング的な要素が隠されているはずです。それがいい物であるにしろ、良くないものであるにしろ、拡がるものにはマーケティング要素が隠れている。その観点で分析をすると見えてくるものがあります。新型コロナウィルスにもその要素が隠れていました。


人を魅了するトリガーは7つ

書籍「魅きよせるブランドをつくる7つの条件 -一瞬で魅了する方法-」によると、人を魅了するトリガーは「欲望・神秘性・警告・威信・権力・悪徳・信頼」だといいます。このトリガーは本来、消費者を喜ばすために使われるべきですが、人を惹きつけてやまない要素をまとめたものでもあります。残念ながら新型コロナウィルスにも当てはまっていました。とくにこの3つのトリガーにおいて。

■神秘性:とても強力。新型だけに情報が不確か。だからおそらく正解の情報も不正解な情報も出回ってしまう。過去に経験があるもので、正解が分っている情報なら議論の余地がないけれど、「新型」であるコロナウィルスは正解が分からないので議論の余地がある。いろんな意見が登場する。それが議論の幅と余地を広げていると捉えることができる。

■警告「○○しないと感染する」「感染すると○○に及ぶ」という情報。中国では1000人以上が亡くなっているらしい(2020年2月16日現在)。「感染する」よりも「亡くなる」ことの方が事態は大きい。最悪事態が大きく見えるものに、ぼくら消費者はおびえる。警告のトリガーが働いている。

■悪徳:ドラッグストアでマスクを買うとき。多めに買うときには少しの罪悪感が生じる。「自利」と「利他」の視点は緊急時はどうしてもおろそかになる。自分のためのマスクが欲しくなる一方で、他の方にもマスクが行き渡ればいいとも思う。矛盾しているが「自分は間に合って買えた」とという意識も生まれる。悪徳を感じる可能性がある状況だとも捉えられる。


本来、魅了トリガーは人のシアワセに応用したいもの

ここまで、新型コロナウィルスに関した報道が過熱する理由を「魅了するトリガー」の視点で解説しました。もちろん、ウィルスを育てたいという想いはありません。これ以上の被害が広まらずに収束に向かう事を願っています。

本来は「魅了のトリガー」は、人を幸せにする製品やサービスに効いてくるといいものです。

■書いた人:しかけデザイナー・まきやさねゆき(https://twitter.com/shikakeruhansok)は、「人が3秒で動くしかけテクニック」をフル活用して、強いこだわりを持っている商売人さんのサポートをしています。伝わる動画制作や、しかけで伝わるグッズ制作、その他もろもろのしかけ企画にて)。しかけテクニックが広まって、世の中のHAPPYが増えたらいいなーと願っています。