学習塾の素敵なレッスン。すごい所3&弱点1

「こんなレッスンが増えて欲しい」
「こんな授業が日本中で行われたら未来はもっと明るくなりそう!」
と思えました。
先週、ある学習塾さんの特別授業?に
ゲスト参加をさせてもらって。
「哲学対話」という名の
授業?と言うよりはディスカッションワークなのですが
すごーーーーーーく素敵だったんです。
私はオンラインで参加をさせてもらったんですが
きっと、実際の現場でリアル体験した方が
もっともっといい体験になったと想像しています。
こんなディスカッションワークに
学生さんが日常から触れていたら、
もっと未来の日本が明るくなると思えたんです。
参加をしていたら、
- よく考えられるようになるし
- 自ら発見したり、疑問を持ち、仮説を立てることができるようになるし、
- 人の意見をきちんと聞き遂げることができるようになるし(否定せずに)
- 自分の考えを言葉にして発することができるようになるし
- 自分の考えを自分の頭の中でまとめることができるようになる
と感じたからです。
具体的にはどんなことをしているか。
大まかに下記のような内容です。

・その日集まった生徒さんと先生でスタート
・材料となるテキストを読み合わせる
・そのテキストから「問い」を考える(それぞれ)
・生徒さんが挙げたと井の中から、今日深掘りする問いを決める
・その問いについてみんなでディスカッションする
・時間がきたら終了
これがすごーく良かったんです。
何がよかったか。
私が特にステキだと思った点を3つ挙げますね。
—
1:「問い」を立てる時間をとること(それぞれ考えて出す)。
—
「疑問を持つこと」ってすごく大事だと思ってるんです。
でも、今は「答え」がすぐ近くにあり過ぎる(スマホですぐ)
そして時間の余裕もなくなっているから
【誰かが作った問い】について考えたり
その正解を追うための思考をすることが増えてる気がするんです。
そういう正解ルートをたどる訓練も
大事とは思うんですけど、それよりも【問い】を
自ら作れることがむちゃくちゃ大事だと思っています。
「答えを知るよりも、ギモンを持ち続けよ」
というのは私が企業当初に掲げた行動指針でもあります。
誰かが作った問いではなく
自ら問いを作ること。
ギモンを持つ事。
受け身でなく
自ら問いを作り始めること。
これが主体性の第一歩なんじゃないかと
思うのです。
だから、
その場を作っているこの時間が
ほんとステキだと感じました。
—
2:いろんな学年の生徒さんが一緒にディスカッションすること
—
私が参加した会には
小学生~高校生まで参加していたんです。
私もいれたら、47歳のおじさんまで!
これもステキな場づくりだなと思いました。
学年によって、
経験値や、周りの環境も変わります。
それぞれ違う感性をぶつけ合えるのは
感受性・受容力を高めることになるなと。
そして
年が上になるメンバーは
年下のメンバーが分かる言葉を選んで
話すことになります。
相手のことを考えて話す
習慣づくりにもなるはず。
—
3:「答え」を決めずに終えること
—
そしてこれ!
これがいい!
時間が来たら「今日はここまで」と終わるんです。
答えを出さない。
その日の正解を出さない。
これがいい!
正解を決めてしまったら
思考はそこで止まっちゃいますもの。
そして「正解がある」と思ってしまったら
【正解ルートをたどる】思考になってしまうから。
正解は決まってないし
自分で考えればいい
ギモンのままでいい
その方が考え続けるし
周りを受容できる
そう感じました。
「答え」をきめないことって
すごくステキだなーって感じました。
ほんとに。
—
こういう授業や
ディスカッションタイムが
日本中で日常的に行われていたら
世の中の誹謗中傷も減るような気がしますし
もっと建設的な議論が増えるようにも思えました。
この取り組みは
こちらの学習塾さんのオリジナルではないとのこと。
「哲学対話」というネーミングで
元々ある取り組みなのだそうです(知らなかったぁ)
とはいえ、先生のやり方で
オリジナリティのあるものになっていると思います。
元々ある取り組み。
そしてステキな取り組み。
でも、
恐らく認知度は高くない。
(少なくとも私は知りませんでした)
ここが課題だと感じました。
(勝手に課題にしてすみません)
こんなにステキな取り組みなのだから
もっと広がってほしい。
拡がる上での【弱点】は
/
キャッチ―じゃないこと。
\
が第一かなと思います。
あと
・即効性が期待しづらいこと
・ファシリテーターに技量が必要なこと
もあるかなぁ
もう少し分かりやすいネーミングで
「参加してみたい!」
「参加したらこうなった」
となれば、拡がりやすいんだろうなー。
そんな仮説や期待をもって
参加終了致しました。
私も横浜でやりたい!
—
いかがでしょうか?
少しでも参考になっていたら嬉しいです。
(今日は販促話でなくてすみません)
ますますお客さまと楽しんで、
大繁盛されますように
応援しています!
うれしくなる を ふやしてく!
マキヤより
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