【実例】いい品ならば価値を2倍にせよ!

今日の記事は【自分の商品を大切にしている】商人さんほど読んでほしいですし、価値を出せる内容です。事例は飲食店ですが、他の業種でも応用できます。

こんにちは!しかけ販促プランナーまきやです。何度も書いていますが、令和時代の販促や商売では「いい品」のままでは足りません。「美味しい」だけでは足りません。お客さまの周りはいい品が【他にもたくさん】あるからです。

いい品を扱っているのであればこそ【もっと価値が高まる仕掛け】【もっと喜びが濃くなる仕掛け】を加えた方が良いです。

お客さまも【満足度】が高まり【記憶に深く刻まれる】からです(その結果、リピートや口コミに)

今、私がご一緒しているお店での取り組み実例で、説明させてください。


いい品ならば【語れる化】する。

都内の飲食店「ヤマネ肉店」さんの人気メニュー「メンチカツ」を【名物化】しようと取り組んでいます。


すごく美味しいんです。私も食べた時に「こんなメンチカツは初めてかも!」と思いましたから。商品力はあるし、お店でも大切にされているメニューです。名物にしたい。

でも、名物にするには「おいしい」だけでは足りません。多くのお客さまが【語って】くれることで名物になっていくはずです。

だから【語れる体験】を提供します。

カン違いをしてはいけないのが【こだわり】はそんなに語られないということです。お店は商品を大切にしているし、想いをもって作っているから、こだわりがあります。

でも、お客さまはこだわりを語りたいわけではありません。

お客さまが語りたくなるのは

【語ったら、リアクションが起きる話】
【語ったら、場が盛り上がる話】
【語ったら、相手が喜ぶ話】
【語ったら、自分がアガル話】

です。だから、そのような体験を意図的に提供していきます。

先方の社長や社員さんと作戦会議を経て、進んでいるのがこのあたりです。

●提供してから、食べるまで1分待って頂く

熱を芯まで通すまでの時間ですが、お客さまにとっては焦らされ時間になります。
「1分待たされる」という体験になります。

●「百年メンチ」という名称

ひと言で、歴史を感じる名前。「百年の歴史があるんだよ」と言える。

※実際には「もうすぐ100年」です。その情報も伝えます。

●箸づかみ→手づかみに。

現在は、お皿に盛って提供しています。お客さまはお箸で割ったり切ったりして食べます。それを手づかみ形式に変更。今【包み紙】の企画を進めています(これもかなりこだわって作ってるんです)。

手づかみをすると【手の感触】が残ります。ゴツゴツした衣や重量感、熱も感じる。手の感触は脳の記憶にも直結するそうです(脳科学マーケティング本より)

記憶に残れば語れる回数も増えます。

※タイトルで「価値を2倍に」と書きました。価値は主観なので2倍の実証はありませんが、そのくらいの意気込みでいこうというお話です。


準備中の内容もありますが、こんなことを進めています。私も、こういう機会にご一緒できてとてもとても光栄です♪

「いい品」を扱っているのであれば、【語れる化】しましょう。お客さまの満足度が上がり、記憶に刻み込まれ、リピート利用や口コミ促進になっていきますから。

コロナ禍と言う意味でなく、令和ではこうした仕掛けがとても大切になると思うんです。いい品だけでは勝負ができない状態になっていますから。

あと「好き」になってもらうこともとってもとっても大切!

 


私は【商品を大切にしている商人さん】を心から応援しています!繁盛しましょ!

まきやより

▼いい品以上。を実現する仕掛けづくり。

https://kikakuman.com/goods