スタッフさんの時給が急速に上りそうな根拠 分岐点が来た。どうするか?
「AI幹事」なるツールを見ました。飲食店のテーブルに置くタブレットツールです。
搭載したカメラがドリンクの減り具合や料理の減り具合を感知して、キャラクターが「次は何を頼む~?」って段取ってくれるんです。
▼AI幹事のデモ動画(すごいです)
すごくないですか?
大阪王将では、最新の調理ロボを導入し、凄腕職人さんの技術を学習させて新人さんでも同等の料理が出せるとか。訳肉店やファミレスを中心に配膳ロボットは普及していますし、タブレット注文やお客さまのスマホで注文できるシステムもどんどん広がっています。これらは「人手不足」の対策としてものすごく有効だから、普及が進んでいるものと思われます。
これらの事象をどう捉えますか?
「俺らは関係ないや」
「大手がやってることだろ?」
「うちはチェーンじゃないから」
と思っていたら、2年後はヤバいかも。
こうしたテクノロジーは資金を投入しやすい大手企業から普及していくでしょう。
すると、どうなるか。
大手企業は「少ない人員でお店を運営できる」ようになります。少ない人数で運営できるなら1人に対して払える賃金が上がります。
そう。
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時給を上げられる
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と言うことです。
募集する際の時給がぐんと上がる可能性があります(すでに上がってますけど)
すると、個人経営のお店では採用がますます厳しくなる。それどころか、既存スタッフも心揺らぎます。「あっちのお店の方が時給が200円も高いな」って。
ますますスタッフさんの確保が難しくなる時代に突入します。まじで。
そもそも出生数が減っていますしね。私は今46歳ですが、同じ年に生まれたのは171万人です。今年20歳になる2004年生まれは111万人。この期間に35%減ってるんです。2023年の出生数は73万人。さらに35%減りました。※20年後の20歳はだいぶ少ないってことです。
若い人の人口が明らかに減っているのだからアルバイトスタッフの採用だって難しくなります。
恐らく、日本で営業を継続できる個人経営のお店は減ると思います(嫌だけど、たぶん減ります)
我々が運営を継続してそして繁栄するためには冷静に考えなければいけない。
「がんばる」に逃げてはいけないと思うんです。「がんばる」はステキなこと。でも、それじゃじり貧になる可能性大。
「いいものを出していれば、お客さまはいつかわかってくれる」は永遠に「いつか」のまま。お客さま1人1人を大切にすることや、お店の個性を大切にすることはぜったいに捨ててはいけないと思いますが、視野を狭くしたら、アウトだと思うのです。
少なくとも近未来(2024年中)に時給はまた一段階アップすると思われます(あくまでも私の予想です)。そうなった後にアタフタするか、いまから対策するかは大きな違いがあります。ぜひとも今から対策して下さいませ。
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いかがでしょうか?
少しでも参考になりましたでしょうか?
ますますお客さまと楽しんで、
大繁盛されますように
応援しています!
うれしくなる を ふやしてく!
マキヤより
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