2019
12.13

販促は「売ること」じゃない!これが見本だ!

販促のコツ, 人を動かすしかけ, 販促物のつくり方, ファンづくり, 出版

「これこれっ!これなんです」
思わずパソコンの前で漏らしていました。

こんにちは!しかけデザイナーのまきやです。販促の本質って「売る」ことじゃない。ぼくはそう考えています。それについていろいろと講釈を垂れることはできますがそんなことよりも、この見本を見てほしいです。

お客さまに「楽しんで頂くためのしかけ販促」です。

ぼくの新刊本「しかける販促術」を読んで下さった大橋さんが実践してくれた事例です。大橋さんは豊橋で金属の表面処理会社を経営しながら居酒屋の大将も務めています(いつ寝てるんだろ?)今回は居酒屋さんでの実践例です。

こちらが実践してくださったグッズです。

ぽち袋とおみくじです(あと本も♪)。

ぽち袋にはこう書いてあります。

「市橋さんをいじりたい方以外は
 絶対に開けないでください」

このグッズたちは、豊橋の商売人さんが集まる飲み会で使用されたグッズです。大橋さんは居酒屋さんを運営しているのでホスト役でもあります(たぶん)。そしてぽち袋に書かれている市橋さんは、豊橋の商売人コミュニティの中心人物です。

新刊のP176に豊橋の皆さんの関係を書かせて頂きました。お互いに応援し合う素晴らしい関係で「豊橋モデル」とぼくは呼んでいます。

その市橋さんを「いじりたい方以外は開けないでください」と。実際の意味合いは
「いじりたい方は開けてください」ですね。いや「あなたも開けますよね?」かもしれない。30名の参加者、みなさん開けていたようです。開けますよね、そりゃ。

ぽち袋の中に入っていたのはボールペン。

大橋さんが経営している金属の表面処理会社「小池テクノ」の販促物のボールペンでした。お尻の部分がスマホ対応になっているようです。面白いですねーー!!

まさに販促物の「ワクワクする渡し方」です。販促物って現物を1つ渡すのもいいんですが、こんな風に1クッション置いてワクワクするしかけにすれば「注目度がぐんと増す」はずです。しかも楽しい。さすがっす。

そして「おみくじ」の中身は何だったか。これもオモシロいっす!

おみくじのタイトルは「ゆる呑みくじ」。飲み会の名前がおみくじのタイトルにもなっています。飲み会中にビンゴをやるので、そこに合わせたしかけを仕込んでいたそうです。 通常はど真ん中がFREEで開けれますが、このイベントでは1人目がリーチになった時点で、おみくじを全員に開封してもらう。すると・・・ おまけで開封できる、数字が個別に記載されているというしかけ。写真のものは「33」が開けられるおみくじですね。

んもう超面白くないですか!?

ワクワクしちゃう!

こんなにも「楽しませよう」としてくれる大橋さん。テレビ番組のディレクターみたいですね。すごいです。ほんとスゴイ!

 

ふぅ、いったん興奮を抑えて考えてみましょう(ん?興奮してるのはぼくだけ?。

このぽち袋やおみくじ、
どうですか?

売上を上げそうでしょうか?

 

ええ「直接的」に売り上げを上げることはないでしょう。
だってクーポンがついてるわけじゃないし注文を促進する内容でもないし。

でも、このしかけは最高です!
ホント最高です。

だって「お客さまを楽しませるために」作られているし、実際に楽しまれているから。

お客さまに「楽しんで頂く」をたくさん提供したお店は、結局選ばれます。お客さまは心から楽しめる体験をしたいですもん。それを実現してくれる所に行きたいじゃないですか。

このグッズはイベント用ですけど、そういう心意気で運営しているお店です。好きになるじゃないですか!いや大好きになるじゃないですかっ!売上どうこうじゃなくって、お客さまに楽しんでもらうためにするしかけ。Facebookの投稿で拝見してほんと最高だなーって思ったんです。

この飲み会自体、ホスピタリティの塊のような方々が集まっているので、めっちゃ楽しそうでした。変装ありネタありプレゼント交換?ありのようで(ぼくはFacebookの投稿を拝見しているだけですが)。

うん、やっぱり豊橋モデルはすごいしステキ☆
こんな関係がいろんな地域で広がるといいなーー。

 

販促って「販売促進」の略称だから「売り上げ」を求めてしまいがちですが、売上は最終的な結果でしかないと考えています。

その前に大事なのは
「お客さまに好きになって頂くこと」
「お客さまに楽しんで頂くこと」
「そもそも、こちらがお客さまのことを好きであること
かなーー。

その結果、売上に換わってくる。そのスピードを早めたり、ワクワク度合いを高めるためにしかけ販促はめちゃめちゃ有効です。めちゃめちゃ効きます。そういう見本のような使い方をして頂けてホント嬉しいなーって思ってます。

 

あとこれらのグッズは「記憶に残るしかけ」にもなるし、グッズの中にGoogleマップのQRコードが埋め込まれていたり次につながる手も打たれているようです(この辺りはいわゆる販促的な視点です)。

ぜひ参考にしてくださいっ!

販促は「売る」ことじゃない!

 

※そうだ!言い忘れていました。今回の大橋さんの事例のように「市橋さんをいじりたい人以外は…」ってのはかなり特殊な使い方です。そういう関係性ができているからできること。すてきですねー。あなたがお店で実践するときはもっと優しい感じでいいんですよ^^

■大橋さんが大将を務める居酒屋さん:かぐやひめ

■大橋さんが代表を務める金属表面処理会社:小池テクノ ←お笑いネタCMもあるよ♪

↓まきやの新刊「しかける販促術」を全ページめくりました(動画の中で変化するものあり)。

↓しかける販促術「特殊なセット」直売所はこちらです↓

■書いた人:しかけデザイナー・まきやさねゆき(https://twitter.com/shikakeruhansok)は、「人が3秒で動くしかけテクニック」をフル活用して、強いこだわりを持っている商売人さんのサポートをしています。伝わる動画制作や、しかけで伝わるグッズ制作、その他もろもろのしかけ企画にて)。しかけテクニックが広まって、世の中のHAPPYが増えたらいいなーと願っています。