SNSに安易に投稿している方へ。「印象から逆算したらイイコトあるよ」というテクです

こんにちはーー。個人店のステキさを伝えるだいべん士・マッキーヤです。

お仕事増やすぞ!とかブランディングするぞ!と願ってSNSをやっている方へ(ビジネス100%じゃなくって個人半分ビジネス半分の方にも耳を傾けてほしい!)。SNS投稿って、思ったことをそのまんま表現するよりもいい方法があるよことと、そのテクニックを少し共有させてください。ぼく自身最近気づいて意識していることなんですけど、体感ですがTwitterのエンゲージ数は2倍くらいになりました(元が少ないけど、個人的には大きな変化なんです)。その方法を共有させてくださいませ。

ポイントこの2つです。

■思ったこと・起きたことをそのまんま投稿しない

■印象から逆算して表現する!

です。そのまんま投稿している方には参考になるかもしれません。※すでに影響力のある人には必要ないことかもしれません。


SNSをお仕事に活用してる?恩恵受けてる?

ちなみにぼく自身はSNSはお仕事目的が8割くらいです。とはいっても「売るぞ売るぞ、売りつけたいぞ」という利用ではなくって、ステキな商売人さんとのつながりを保ったり深めたりする目的です。実際にお仕事になるのはそれぞれのタイミングだから、そのタイミングで声をかけてもらえたら幸せです。ぼく自身は特にFacebookでかなりの恩恵を得ています。Twitterは多くはないですが、ちょっとずつ増えてきました。ぼくはちびっこ会社の代表ですがSNSは商売にものすごーく大切な存在です。

これまでは結構「思ったことをそのまんま投稿」「起きた出来事をそのまんま投稿」「気持ちが動いたエピソードをそのまんま投稿」してました。それはそれで知り合い同士の深まりにはなっていたと思います。特にFacebookで。

でも最近、意識するようになったことがあってそれ以来いい具合なんです。特にTwitterでのエンゲージが増えてきました。「いいね」ボタンを押していただけたり「リツイート」して頂けたり「詳細を見る」とかしてもらえたり。エンゲージ数が体感ですが2倍くらいになりました。元々が少ないので絶対数は多くないんですけど、個人の体感としてはすごく良くなっているんです。エンゲージが増えるとやっぱりうれしいし、やりがいも出てきます。「こういうのが喜ばれるんだ!」「もっとがんばろ」と思えるのはいい循環に入ってきたんじゃないかなと(続くといいなー続くように頑張ろ)


「印象から逆算」するって、どういうこと?

ひとつ、具体例を挙げて説明しますね。

今日、電車に乗ったときのぼくの体験談です。事実だけを述べるとこんな感じです。これはノーマルパターンです。

「土曜日の電車内は席が空いていてぼくは座った。しばらくすると隣に男子高校生が座った。結構な勢いでドシンと座ったので、ぼくにも結構な振動があった」

こんな感じの出来事でした。ちょっとした出来事なのでSNSに投稿しようかなーと思ったんです。そこで考えたのは「どんな切り口にしようかな」ということと「どんな印象になるように表現しようかな」ということです。この一つのエピソードですが表現の仕方によって、読み手の印象って変わります。3つのパターンに展開してみますね。


その1:イライラ共感…「それは嫌だよね、共感するよ」って印象付け

「ドシーン!て振動で揺れたんですよ。今朝は電車が空いてて座ってたら、隣に高校生が座ってきたんです。その勢いがすごくてこっちにまで振動がきて。もっと周りのことを考えて座ればいいのに…」

例えばこんな感じです。こんな投稿をしたら、これを読んだ方きっと「それは嫌だよね、共感するよ」とか「私もそういうことがあったよ、嫌だよね」とかいう印象を持ってくれると思うんです(全員じゃないと思うけど)。で「分かるよー」とか「腹立つねー」とか「周りのこと考えられるようになってほしいよね」とかいうコメントも想像できます。これが一つ目です。


その2:気づき共感…「確かにそうだよね、共感するよ」って印象付け

「ドシーン!て振動で揺れたんですよ。今朝は電車が空いてて座ってたら、隣に高校生が座ってきたんです。その勢いがすごくてこっちにまで振動がきて。それで気づいたんですよ。周りの人ってこう感じてるんだって、ぼくも気づかないうちに周りに不快なことをしてないかって。気をつけなきゃ」

どうでしょう?後半を変化させました。こうすると印象が変わりませんか?その1では高校生を敵にしたような表現でしたが、今回は「自分の気づき」を中心にしています。こうすると読んだ方は「確かに、周りが感じてることってあるよね」「自分じゃ気づかないことあるよね」とかいう印象を持ってくれると思うんです(全員じゃないと思うけど)。これが2つ目です。少なくとも1つ目とは違いますでしょ?


その3:オチ話化…「アハハ…面白い人だね」って印象付け

「ドシーン!て振動で揺れたんですよ。今朝は電車が空いてて座ってたら、隣に高校生が座ってきたんです。その勢いがすごくてこっちにまで振動がきて。周りの人ことも考えればいいのにって思ったときに奥さんの顔が浮かんだのです。『あんたって、すぐ人のこと考えないで行動するよね』って。あーこういうことかーー。気づかせてくれてありがとー男子高校生!」

3つ目です。こちらも後半を変化させました。また別の印象じゃないですか?うまくいったかどうかは置いといて、オチをつけようとしてみました。こういう工夫をしていくと(そしてうまくいくと)「オモシロい話をする人だね」って印象になるでしょう。これが3つ目でした。


そのまま投稿するなどんな印象にしたいかを考えてみよう

どうでしょうか? 同じエピソードなのに表現の切り口を換えると、印象が違いますでしょう?お仕事を目的の一つにしてSNSを活用するなら、印象ってとっても大事です。この人って「こういう人だな」って印象。それを蓄積していくことで信頼を得ていけるわけですし、印象づいていくので。

自分自身とは全く違う像を作りこんで、印象付けするのはやめた方がいいと思いますが(だってSNSでは本性がバレるもん)、エピソード単位で印象から逆算するのって大事だと思うんです。だってそれって、読み手の役に立ちやすいということですから。「俺の思っていること分かるだろ、フフン!」というスタンスで思ったことを投稿しても「で?」って印象になっちゃうかもしれません。それよりも「いいねー」とか「オモシロいねーー」とか「分かるよー」とか「確かにねーー」とか「役立つねーー」とかポジティブな印象の方がいいじゃないですか(たまにはネガティブもいいと思うんですけどね。人間だから)。そういう印象から逆算した方が、読み手にも役立ちやすいと思うんですよね。

 

SNSの使い方って自由です。人それぞれあると思います。

こんな考え方もあるぞって、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。

 

くれぐれも間違えないでほしいのは「ウソをつけ」ってことじゃないです。自分の思っていること・考えていることの中で、何を選ぶかということです。どんな印象を目指して、自分の思っていることを表現するかってことです。人間性を曲げて投稿するのはぼくは反対です。

 

参考になりますでしょうか?

なっていたら嬉しいです。

 

ちなみに…この記事は「どんな印象」から逆算したと思いますか?

ナイショですが、事前に想定はしてあるんですよ。うまくいってるといいなー。

 

■書いた人:3秒販促マン&だいべん士・マッキーヤ(https://twitter.com/shikakeruhansok

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