Withコロナ。実店舗がオンラインを上回る法(オンラインが苦手なことを逆手に取る法)を考えた!

「オンラインが苦手なことで価値を高めよ」

端的に言うとこれが大事だと考えています。これから実店舗が勝っていくには。そして考えました。実店舗がオンラインサービスを上回る具体策を。

1)扇風機でレモンの香りを送れ
2)ふわっと温か・ニュルっと冷たいを作れ
3)変化させろ

 

こんにちは。しかけデザイナーのまきやです。コロナの影響でオンライン化のスイッチが入りましたね!細かな説明は省きますが、多くの業種で、オンラインサービスが競合だってことがハッキリとしてしまったと思います。飲食店でも、美容室でも、整体でも、ジムでも、クリーニングでもです。正確には競合ではないかもしれないけど、消費者のオンライン時間が伸びることで来店頻度が減っているはず。

「いやいや、通勤する人また戻ってるじゃん」

という意見もあると思います。短期的にそうですけど、長期的には減っていくはず。だってオンライン上でできることは確実に増えているし、通勤せずに済む仕事は多いことが分かっちゃったし、これからは増えていくから(通勤ゼロにはならないと思うけど)。「わざわざ行くお店」でないと今後は厳しくなるのではないでしょうか?

 


Withコロナ・Afterコロナの中で、実店舗を構えるお店はどう進んでいけばいいのか。

ぼくはこう考えています。

「オンラインが苦手なことで価値を高めよ」

オンラインでできることが増えました。パソコンやスマホってスゴイですね、できることが多い。でもオンラインが得意なことは現状では限られています。苦手も多い。その苦手な部分を逆手にとって、実店舗で価値に変えていくことがこれからのお店運営で大事だと考えています。

オンラインが得意なことは

●視覚情報の伝達(目)
●聴覚情報の伝達(耳)
●時間の超越(リアルタイム・保存)

にあると思います。逆に苦手なことは

●嗅覚情報の伝達(鼻)
●味覚情報の伝達(舌)
●触覚情報の伝達(感触)

にあると思われます(すでに実現しているテクノロジーもあると思うけど、一般的に普及しているという観点で)

そしてこの点は実店舗の得意分野でもあります。目の前にお客さまがいるのだから、狙ってしかけを作ればそれを体験してもらうことはできます。

「わざわざ来店したくなるお店」であるためには、「あのお店って○○でステキ」という意識の部分だけでなく、「あのお店ってなんか気持ちいい」という無意識の部分もだいじ。そういうことを「鼻・舌・感触」をしかけることで実現していくのが大事だと思うのです。


実店舗の武器になる3要素とは?

そのための武器になりそうな要素をまとめておきますね。


●嗅覚を刺激するために
・いい香り
・気もちが変化する香り
・何か・どこかをイメージする香り
・何かを思い出す香り

●味覚を刺激するために
※飲食店以外こそ、活用すべき項目
・食べる
・飲む
・舐める
・想像を促す

●感触を刺激するために
・風
・温度
・湿度
・触った感触
・重み
・振動

 


実店舗が武器を活かせる具体策は?

そして、これらを刺激するために、お店では具体的にどんなことをするか。※「具体的」といいながら割と抽象的ですみません。

1)扇風機でレモンの香りを送れ

お客さまに「香り」を感じて頂く策。ずっとじゃなくて、時々ね。レモンは一例です。お店の狙いに合わせてやってみて下さい。

※扇風機じゃなくてもいい。扇風機だと香りが届かないかも…そしたらごめんなさい。香りが届く方法を考えましょう。

※香りって脳科学的にもよかったはず。感情にも直結する情報なんだとか。

2)ふわっと温か・ニュルっと冷たいを作れ

お客さまに触って頂き、感触を得てもらう策です。触れた感じって「しゃべりやすい」ですから。持ってみて「重みがある」「実は軽い」とかもいいかも。まぁお店の狙いに合わせないと意味はないですが。

3)変化させろ

レモンの香りも、ふわっと温かいものも、単発でなくて変化をさせることが大事。

人って「変化」を感じるものです。トイレに入った瞬間に「う、臭い」と思っても、しばらくすると慣れちゃうのは「変化がなくなった」からです。体験にも「変化」を加えることでお客さまの体験価値は高まるはず。ここを意識しているお店はまだ多くないと思うのでぜひ☆


最後に、間違えないでほしいこと

こんな感じですね。具体的と言いながら、そこまで具体的じゃないですが、お店に合わせて取り組んで見てほしいです。

最後に、間違えないでほしいこと。

「やればいいってもんじゃない!」

です。まずやってみるのはもちろん大歓迎です。ただ目的は見失わずにいてほしいです。

・お客さまの満足度を高めるため
・お客さまが感じる価値を高めるため

お店によってお客さまが期待することは違いますから。具体的には、あなたのお店に合わせて試行錯誤してくださいね!

お客さまがさらにお店に価値を感じて喜んでくれて、お店がさらにさらに繁盛することを願っています(●´ω`●)


■書いた人:しかけデザイナー・まきやさねゆき(Twitter

「人が3秒で動くしかけテクニック」をフル活用して、とにかく明るい販促で商売人さんのサポートをしています。インパクト大な販促動画の制作、4コマ・マンガ等ストーリー仕立てのコンテンツ企画制作。販促グッズの企画制作、その他もろもろのしかけ企画にて。しかけテクニックが広まって、世の中のHAPPYが増えたらいいなーと願っています。

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