店内でファンづくり!ミニミニ新聞のススメ 

30%OFFになっていたミニトマトを買ったら、やたら美味しくて感動したんです。もしかしたら、食べごろギリギリの品は「3割引き」より「今日が美味しさの頂点!1割増し」でもいいかも。値引きって商品の自身も奪っちゃいますもん。「オレ、3割引きなんだぁ」って。美味しかったので、ボクはしあわせです(*´ω`*)

こんにちは。気になる研究家のまきやです。これからの個人店が生き抜くには「お客さまに好きになってもらう」ことがすごくすごく大事だと考えてるんです。

「好き」

安いとか便利ではなく、好き。「好き」がだいじです。

競合店は多いし、オンライン化は進むし、便利で安いお店もたくさんあるし。お客さまに選んで頂くには「好き」がだいじ。どうでしょうか?(ボク、間違ってますかねぇ…)

そのための販促策を一つ、提案させてください(本当は「販促よりもファン促」と言いたい)広告をしなくてもいい。今、来店下さっているお客さまに今より少しずつ「好き」になってもらう策です。


店内限定!ミニミニ新聞

店内だけでしか読めないミニ新聞を発行するんです。ニュースレターの店内版です。いわゆるニュースレターは顧客に郵送するので、費用がそれなりにかかります(切手代・印刷代・発送までの手間とか)。ニュースレターのように、お客さまのご自宅でも読めるわけではないのですが、店内で「好き」になって頂くには活きると思います(目的が少し違います)。

特にコロナ禍の今、「お1人さまでの来店」が増えていたり、お客さま同士でワイワイ談笑しづらかったりするでしょう。そんな時に、役立てる策にもなりそうです。

▼現物のイメージ画像です。

これはA6サイズです(ほぼハガキサイズ)。かなりミニサイズでいいと思います。文章が多いと「読む負担」がかかりますから。文章が少なく「30秒で読めそう」くらいがいいと思う。

作ったミニミニ新聞は、POPスタンドに挟んで各テーブルに設置します(写真のものは100円ショップで買ったA6サイズのもの)

お客さまの目の前にあれば、料理の待ち時間に読めますでしょう?お客さま同士の会話が止まった時にも、助けになるでしょう? スマホを見たり、こういうグッズは不要な方はいると思います。

でも!

でも!!

でも!!!

目の前にあれば、読むお客さまは必ずいます

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ミニミニ新聞の内容は主にこのようなものです。

■メイン記事
・料理のこだわり
・素材のこだわり
・調理工程のこだわり
・他、お店のこだわり

読むと「お店への信頼性」が高まる内容をメインに。

キャッチフレーズはお客さまの興味を引くように、工夫したいところです。

■サブ記事(下記の内から2-3つ)

・人柄が伝わる、店長やスタッフさんのひとり言
・4コママンガ(見本は2コマ)
・こだわりクイズ(正解発表は翌月に)
・スタッフ紹介
・お客さまの声紹介
・お客さまにアイデア募集
・他、お店からの案内 など

サブ記事の狙いは「好きになってもらう」ことです。
(↑超だいじ)

そのために、店主さんやスタッフさんの人がらが伝わるコーナーを設けましょう。

4コマなどの「イラスト」は、「読む勢い」がつきます。目を引きますしね、こうしたツールには有効です。クイズもいいと思うんですよ。「正解発表を来月号」に持ち越せば、お客さまには「ちょっと気になる」要素が残ります。「どうしても知らないと気が済まない」とまではいかないと思いますけど「ちょっと気になる」で十分です。

結果として、お客さまの「気になる存在」になり、少しずつ「好き」になって頂き「何度も来店」して頂けるようになる。こうなることが最終ゴールです。少しずつ少しずつです。

店内でお客さまが触れる情報が「商品や料理だけ」よりも、こうした情報がある方が「好き」の可能性が高まるはず。


作るのは、ちょっと手間がかかります。

ボクがサンプルで作ったものは、パソコンで作りましたが手書きしたものをコピーしてもOKです。店内用なので、多くても20部くらいでしょう。手書きしたものをコピーするのも現実的ですよね!?手間がかかる分、実際にやる人は多くないと思います。だからこそ、やることに価値があると思うんですよね。やり続けたお店が、最後に笑える策だと思うんです。

どう思います?

 

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いかがでしょうか?
少しでも参考になりましたでしょうか?

2021年、生き抜きましょう!

まきやより。

 

 

 

▼まじめな商人さんのお役に立ちたくて、グッズ制作しています。

https://kikakuman.com/goods

 

■書いた人…気になるづくりの専門家・まきやさねゆき(Twitter