なぜ、たった一つの満足のために 10個ものしかけを設計するのか?

伝え方, 価値づくり, ネットショップ

いい品を扱っていても意図的に「伝わる設計」をしておかないとお客さまが満足しきれません。そういうことが多発しています。商人は「がんばる」し「心を尽くす」のですが、どうしても「合理的なしかけ」が苦手な方も多いです。今回はボク自身が事例です。「お客さまに満足を実感して頂くためにしている10個のしかけ」を紹介させてください。

こんにちは!ズバ抜け満足のしかけ設計士 まきやです。たった一つの満足実感を高めるために10個つものしかけをしているんです(リアル店舗でなく、ネット通販で)

 

「10個もやるの?」

って思いましたか?やるんです。これでもまだ足りないと思っています。商品の魅力(真の力)はすごいので、ちゃんと味わってもらえるようにするのが店主&販売担当のボクの役目ですから(そこまでしないと、伝わりきらないということでもあります)。ボクが実施しているしかけはこちらです(ボクがご一緒する前から取り組まれているものも含みます)

1:ネーミング&店名で意識をフォーカスする

2:買う前の訴求ポイントは「肉じる」1つに絞る

3:餃子より「肉じる料理」と言い張る

4:調理法は「普通じゃない」と伝える

5:お届け前に2回送るフォローメールで訴求する

6:肉じるの大敵を示す(失敗する可能性の指摘)

7:肉じるメーターの設置

8:「肉じるのしあわせ」を連呼する

9:おまけで「肉じるの友」ゴールドカード進呈

10:ただ肉じるがあふれる映像を頻繁に出す

ボクが運営しているネットショップ【肉じる屋】では「豊はし最強肉汁餃子」という商品を専門で取り扱っています(むちゃくちゃおいしい♪)

こだわりはいくつもあるんですが、分散しないようにしています。

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 肉じるの味わい(濃さ)

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に集中しているんです。「うまいものは食べればわかる」という人もいますが本当に分かる方は、ごく少数です(TV番組の「格付けチェック」を見ればわかりますでしょう?たぶん、ボクにはわからない…)。情報と一緒に食べて頂き、本当に満足頂けるポイントにフォーカスして味わって頂くことで「ほんとだ!」と実感して頂けます。そのために、グルメ通販でも徹底してやっていくんです(まだ足りないです。もっとやる!)

1つずつ、もう少し具体的に説明しますね。

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1:ネーミング&店名で意識をフォーカスする
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「豊はし最強肉汁餃子」という商品名です。味わうべきは「肉汁」でしょう。

ネットショップの店名は「肉じる屋」です。味わうべきは「肉汁・肉じる」でしょう。第一印象で「肉じる」に集中しています。

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2:買う前の訴求ポイントは「肉じる」1つに絞る
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6年もかけて研究開発した商品なのでこだわりポイントは色々あります。でも、いろいろ伝えるほどお客さまの頭の中は混乱しがちです。1つにしぼった方が記憶に残ります。だから「肉じる」です。

※食べて下さった方の感想では肉じる以外の部分に目を向けてくれることも割とあります。これは嬉しい♪

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3:餃子より「肉じる料理」と言い張る
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商品の位置づけを意図的にズラそうとしています。「もはや肉じる料理」という言葉がショップページには何度も出てきます。

餃子なんですけど「肉じる料理」と位置付けることで肉じるへの集中度合いが高まります。

※この狙いは実は値付けとも関連があります。餃子よりも「肉じる料理」の方が高いイメージが作れるから。

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4:調理法は「普通じゃない」と伝える
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ご注文下さった方にお願いしているのは「いつもの焼き方はしないでください」ということ。冷凍の生餃子通販なので、お客さまがご自宅で調理してもらう必要があります。「普通の餃子」のように焼くと肉じるがあまり出ないんです。だから「いつもの焼き方はしないでください」と積極的に伝えています。そうすると「なんで?」と興味がわきますよね?調理の直前にも「肉じる」を思い出してもらうんです。「肉じるを味わうぞ!」と思って頂きたいんです。

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5:お届け前に2回送るフォローメールで訴求する
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ショップ特性ですが、ご注文を頂いてすぐにお届けできないのです(現在は、お届けまで1ヶ月半くらい頂いています)。ご注文を確認したら、個別に【お届け時期の目安】のメールを送ります。そしてそのメールでは「事前のご案内」として、肉じる専用の調理法のビデオも案内をしています。

フォローメールはもう1回しています。お届けが近づいてきたら「そろそろお届けします」というメールとともに、改めて肉じる専用の調理法のビデオを送ります。そういえば、普通の焼き方じゃいけなかったんだ」と思い出してもらうためです。そして「肉じるを味わうぞ」という意識を改めて思い出してもらうためです。

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6:肉じるの大敵を示す(失敗する可能性の指摘)
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商品のウリである「肉じる」には大敵が2ついるのです。「皮が破けること」「時間が経つこと」です。これが起きると肉じるを存分に味わって頂けない…。

だから、調理法(クッキングシート)にもハッキリと書いてあります。大敵を示すことで、肉じるへの強調を強めています。

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7:肉じるメーターの設置
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調理法(クッキング)シートには「肉じるメーター」なるものを設置しました。調理の過程でどのくらい「肉じる」が増えているか見えるようにしています。

▼クッキングシートの詳細はこちらにも

https://29zeel.myshopify.com/blogs/topics/meter

肉じるへの意識を高めるしかけです。

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8:「肉じるのしあわせ」を連呼する
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ショップページでも、SNS投稿でもブログでも、個別メールでも、商品に同梱するお手紙でも「肉じるのしあわせ」という言葉を積極的に使っています。

「肉じるのしあわせ、感じて頂けますように」という感じです。お店の運営者である我々が「肉じる」を大切にしていることを思いっきり伝えています。

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9:おまけで「肉じるの友」ゴールドカード進呈
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ご注文下さった方には「肉じるの友」というゴールドカードを同封しています。「肉じるの友」です。「餃子会員カード」ではなく「肉じるの友」です。割引特典もついていません。ただただ「あなたは友です」と伝えています。

ボクはそのつもりなんです。最強肉汁餃子で肉じるを味わって下さった方は「肉じるの友」です(友だち、増えてます♪)

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10:ただ肉じるがあふれる映像を頻繁に出す
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言葉だけでは足りないので、「肉じる」があふれ出す映像も積極的に公開しています。

「SNSで」「ブログで」「ショップページで」と実際の映像を見たら「ホントに肉じるたっぷりじゃん」と思ってくれる方もいますし、肉じるへの意識を高めてほしいので。

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このような感じです。ひとまず現時点では10個のしかけをしています。

商品のこだわり一つをお客さまに届けるのに「ここまでやる必要があるの?」と思うかもしれません。

ここまでやらなくても、お客さまが超絶大満足してくれているならそれでいいと思います。できるなら、評判にしてくれるなら素晴らしいと思います。でも、こだわっている商品でもやり切れていないお店は多い。ホントに多い。もったいないです。

今のままの商品でも、もっと満足してもらえるのに。
今のままの接客力でも、もっと喜んでもらえるのに。

 

「しかけ」と「しくみ」で損をしているお店はとっても多いです(ボクはそれを正しい姿に戻していきたい!)

現在は10のしかけをしていますがまだまだ足りないと思っています。商品の力はもっと高い(もっと高めてもらう)。もっとお客さまに味わって頂き、もっともっと満足度を高めるしかけを考えていこうと思っています。この後は大幅なアップを見込むよりも1%の改善を100個積み重ねる感じかな。

「一度食べてくれたら分かる」「一度体験してくれたら分かる」というかもしれませんが、ほとんどの場合「わかりきらない」です。

せっかく来店頂いたりご注文頂けたらなら、満足度を最大限に引き上げませんか?

できることはいっぱいあるはずなんです(ホントに)


今回の記事、少しでもご商売のヒントになりますでしょうか?

読んで頂きありがとうございました!
2021年、必死こいて生き抜きましょう!

まきやより

 

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