POPのしかけで、お客さまに「じーーっ」っと見てもらうには?
もし、お客さまがじーーっと商品やディスプレイを見てくれたら。
もし、上から・斜めから・横からと体を顔を動かしてじーーと見てくれたら。
商品の魅力が伝わるチャンスですよね。そんな風にお客さまが動いてくれたら、店員さんも話しかけやすくなります。
こちらの商品をお客さまにじーーーっと見てもらうしかけは作れないでしょうか?(これは先ほどぼくがカフェで注文した商品です)。買う前のカウンターにこのパンが置かれていて、POPなどのディスプレイを置くことができるという想定です。
そう、このパンは先ほどぼくがカフェで食べたパンです。お客さまの案件ではないし、商品の情報があるわけでもないから正解もない。画像だけ見ていろいろ想像を拡げて考えてみてください。お題は「お客さまがじーーーーっと見ちゃうしかけ。これだけです。
…いかがでしょうか?
ぼくも3つほど、しかけアイデアを考えてみました。
●POPで「パセリではありません」
●POPで「文字が隠れているの、見つけられますか?」
●カウントダウン表示を近くに(時限爆弾風)。
※どれも実際の商品とは違いますよ。1つのメニューをお題にしてアイデアを拡げているだけです。
「パセリではありません」と言われたら…「じゃあ何なんだろう?」って思いません?数秒でも本当の正体を知るためにジロジロと見てしまうのではないでしょうか?お客さまのそういう瞬間を見かけたら、会話のチャンスを生み出せます。「実は、パセリではなくて●●なんです。この方が●●で…」とこだわりの説明に入れます。
実際にお店でしかけるときには「話しかけやすいスタッフさんの言葉」と「お客さまが返しやすい言葉」も想定してしかけを設計するといいですよ。お客さまって店員さんに話しかけられたくないのって、返す言葉を探すのがめんどくさいからだったりしますから(※「いかがですか?」って聞かれてもねぇ…という感じ)。
この案は実際の商品ではなく、勝手に想像して考えているものですが、頭のトレーニングにはいいでしょう?ぜひ参考にしてやってくださいねーー。
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■書いた人…気になるづくりの専門家・まきやさねゆき(Twitter)