メルマガ配信後に反省!お客さまの行動パターンを強引に換えようとしていないか!?

こんにちは。個人店のステキさを伝える3秒販促マン・マッキーヤです。

先ほど、メールマガジンを配信した数分後に反省をしていました。「ぼくはお客さまに寄り添っていないな」と。41歳のおじさんが今更どんな初歩で躓いてるんだろぅと情けなさもあるのですが、気づかないより気づけて良かったとも思えています。この観点で失敗をしている方はきっと他にもいると思うので共有させてください。

要は「お客さまの行動パターンを強引に換えようとしていないか?」ということです。こちらの一方的な理由で、お客さまが想定していない行動を”させよう”ととしていないかということ。お客さまが興味を持って自ら動いてくれるのはいいんです。そうじゃなくて「強引にさせようと」してはいないかと。

ぼくは今日、メルマガでそれをしてしまったなと反省しているんです。

何をしたかというと…

「メルマガのメインコンテンツを動画にした」

のです。こんな感じです↓

配信設定をして、自分にもそのメルマガが届いて気づきました(自分にも届くようにしています)。これはお客さまの行動パターンに寄り添っていないなと。いや「強引に行動させようと」していたなと。配信時点ではそんな意識はないんです。今回の「メインコンテンツは動画にしよう!」と思ってコンテンツを盛り込んだメルマガにしたんです。動画の中身は役立つものになっていると思うので(少なくとも、ぼくはそう思っている内容です)。「ちょっと長いけれど、見てもらえたら役立つ部分はあるだろうな」と思える内容ではありました。

でも、違うんです。

そこじゃないんですよ。

内容自体はお客さま(メルマガの場合は読者さま)に役立つものになっていると思えるものである。でも、その提供方法がお客さまに寄り添っていないと気づいたんです。

メルマガを読むときに「文章にあるリンクをクリックして動画を見る」って行動を元々想定しているか? していないでしょう。普通はメールボックスの中でメールマガジンを読んで完結させると思っています。それが通常です。もちろんメールの中にとっても興味深いものがあればリンクをクリックすることもあるし、キャンペーンとかをもっと知りたくなったらクリックすることもあると思います。

でも、メルマガの基本ステージは「メールボックス」だと思うのです。

だから、おまけ的にリンク先のコンテンツがあるのはいいけれど、メインコンテンツを「クリックしないといけない」状態にしていることがお客さまに寄り添っていないなと気づいたんです。メールマガジンならメールボックスの中で完結が基本ですよね。動画をメインコンテンツにするなら、タイトルから【動画】って書いておいた方が親切ですよね。そしたらその気持ちで読み進めてくれるでしょうから。41歳のおじさんが今更ですよね…でも気づかないままさらにおじさんになっていくよりは、今気づいてよかったです。

この気づきと学び、メルマガだけに限ったことではないと思ったんです。ブログもそうだしお店での接客でもそうかなと思いました。


お客さまが想定している行動パターンがある

今回はメールマガジンで気づいたことなんですけど、他にもこういうことってあると思います。お客さまが事前に想定している行動パターンてあります。原則はそれを崩さないことだと思うです。

●メールマガジン → メールボックス内で完結を想定している(基本は文章や画像ですね)。動画ならタイトルに「動画」ってつけとくとか。とにかくメインコンテンツに余計な負担をかけさせないように。どうしても画像を見た方が分かりやすい場合は説明しながら書いて。

●ブログ → 文章や画像。クリックはあまり想定していないからYouTubeの動画を貼り付けてもあまり再生されない。それは「動画を見るぞ!」という行動を想定していないからだと思うんです(→このサイトでも動画を貼り付けている記事が多くあるのですが、それにはタイトルに【動画】とつけるようにしました)。

●YouTube → もう動画を見るぞ!って想定していますから、見たいタイトルやサムネイルのものがあればクリックしてみてくれますよね。画像と音声を期待してクリックする媒体かと思います。

●SNS → これは自由な気がします。テキストでもいいし、画像でもいいし、動画でもいい。なぜかというと読み手は「ぼくらのコンテンツを見たいと思ってスクロールしていないから」です。SNSのタイムラインには、その方がフォローしている人々のいろんな投稿が流れてきます。その中で興味のあるところに立ち止まるので、ぼくらがが動画をアップしていても読み手に迷惑はあまりかけないかとおもいます(見てくれる人は減ると思いますけど、それは発信側のことであって、読んでくれる方にはあまり迷惑をかけていないと思う)

ここまではWEBの媒体での話ですが、実際のお店でもこういうことはあると思うんです。

●買う気持ちがないお客さま → 「買わせよう」としていないか。

●ただ商品を見たいだけのお客さま → 「買わせよう」としていないか。

●通りがかりのお客さま → 「店内に入れよう」としていないか。

お客さまが想定していない行動を”強引にさせよう”とすると、お客さまはびっくりしちゃいます。とっさに拒否反応をしてしまうこともあるでしょう。”させよう”とするのは良くないよねって思うんです。

とはいっても、ぼくらはまだ興味のないお客さまに対しても何かしらのアプローチをして「興味を持ってもらって、購入して、いい買い物だった」と思ってもらいたいわけです。そのアプローチの中ではお客さまの行動を強引に換えさせようとするのではなく、お客さまの行動パターンに沿いながら「気になるもの」「もっと知りたくなるもの」を提供して、お客さまが自らこちらに向かってきてくれるようにしたいですね。お客さまが自分の意志で・気持ちで行動してくれるならうれしいことです。そういう環境を作るのが3秒販促のしかけ技術なのに…。なのに、ぼくは今回(だけじゃないです)強引なことをしていた…反省です。

 

以上、41歳のおじさんの反省でした。お恥ずかしいぼくの反省ですが、この失敗をしないで済む人がいればいいなーと思って記事にいたしました。まだまだこれからも失敗して反省することはいっぱいあると思うんですが、着実に成長していきます。

■書いた人:3秒販促マン&だいべん士・マッキーヤ(https://twitter.com/shikakeruhansok


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