伝え方で、満足度を大損させていないか?
「売るため」のキャッチコピーづくりや「売るため」のノウハウってたくさんあるのに、「喜ばすため」のノウハウや講座をあま見かけない気がするんです。
なんでだろう??
喜ばすノウハウは業界別になりがちだからかとも思うんですが、「売ること」に比重が高まっている面も大きいように思うんですよ。
「商品を売ること」と「お客さまに喜んでもらうこと」どちらに力を入れていますか?
こんにちは!まきやです。トマトを買ったんです。
最近、お昼にトマトを買うことが何度もありまして(美味しいのにカロリーが低いんですもの)先日買ったトマトは、ラベルに「フルーツトマト」って書いてありました。
フルーツトマト。
フルーツトマト。
フルーツトマト。
フルーツトマト。
フルーツトマト。
「なんだかちょっと甘そう♪」
フルーツトマトってそんなイメージがあります。うろ覚えですけど糖度が高いイメージがありました。そうするとですね。味わうときにも意識が変わるんです。「甘いんじゃないかな?」って想像しながら食べる。いつもよりも「甘味」「糖度」に意識が向くんですね。そして「ほんとだ!」「あまい!」って感じます。実感度が高まっていますし、買った満足度も高まった瞬間です。
仮に、「フルーツトマト」という認識がなく、普通のトマトだと思って食べていたらどうでしょう? 甘味を感じるかもしれませんが、たぶん…「トマトおいしぃ」くらいにしか感じていなかったと思うんですよ。「フルーツトマト」というラベルを見ていたから甘味に意識が向いて、実感したんです。
これ、すごく大事だと思うんです。
ちゃんと伝えないと
商品の魅力を味わってもらえない
んです。すごくいい品でもこだわったいい品でも、味わえば満足するポイントを事前に伝えているかどうか。それで満足実感は変わります。お客さまの喜び度合いが変わる。伝え方次第でお客さまを「今よりもっと喜ばせる」ってことです。結果として「心へのこびりつき具合」も変わるのでリピート率も変わるはずです。売上にも差がついてくる。
「売る」ことばかりに目を向けると、商品を本当に味わってもらえないかもしれない。満足度の損をしているかもしれません。
もちろん「売るため」は大事です。買って頂けないと始まらないですから。でも、買って下さったお客さまに「もっと喜んでもらうため」の方法にももっと力を入れた方がいいなーと思うことが多々あります。
その伝え方を怠ってしまい「お客さまの満足度を上げ切れない」ことが多発しているように思うんです。
満足度の「損」です。
お客さまの満足度を上げ切れなかったらリピート率だって下がるので、結局はお店も損します。
商品はいいのに
サービスはいいのに伝え方で損をしていないか?
ぜひ考えてほしいなーって思うんです。
本当なら上がるはずの売上を損していたらホント哀しいですから。どうか、もっともっとお客さまを喜ばせる工夫をして、満足度の損を減らして頂きたいなーと願っています。
心にこびりつくほどの喜び実感をお客さまに。
読んで頂きありがとうございました!
2021年、商売は大変ですが頑張りましょうね!
まきやより
▼心にこびりつくしかけをしたくなったら、ご一緒しましょう