コロナ危機。「売る」より先に「買え」

コロナ危機、ヤバいです。
ヤバいのはコロナウィルスという病原体よりも、情報とそれにまつわる消費者感情と企業の取り組みです。ウィルスに直接やられる前に経済悪化にやられる商人が増えるよ。このままじゃ。

どんどん悪化してます。コロナウィルスに関わる情報や企業の取り組みが。超高速で悪循環してる感じがする。

■イベントなどの中止が相次ぐ

どんどん中止されているようです。その中には、本当に中止をした方がいいと判断したものもあれば、「世間的に中止をした方がいい」という判断で中止にしたものも多分にあると思われます。これはネット社会の影響も大きい。ちょっとスキがあると叩かれやすい状況だから。大手が自粛すると、中小零細もその影響を受けます。

外出イベントがどんどん減っていきます。「必要もないのに、外で遊んでいる」ということが「悪」に見えてしまう状況、これが危ない。怖い。

病原体だけでなく、社会の「目」が人の行動を変えてしまっている。

飲食業やレジャー産業はかなりキッツいでしょう。実際、すでにかなり影響を受けているところもあるみたいです。大型予約のキャンセルとか、ヤバい。これから春のシーズンなのに大型予約が無くなるのはかなりキッツい。ヤバい。

当社みたいな小規模事業者でもかなりの打撃があります。イベント用の販促グッズ制作が主力商品なので、依頼を頂いてた案件がキャンセルになったりと大変です(●´ω`●)

正直な所、ぼくは
東日本大震災の時よりも
リーマンショックの時よりも
怖さを感じています。経済的には。

それは、そういう「空気」が強まっているから。「外に出ない方がいい」「不必要なレジャーは不要」こんな空気がさらに高まっていきそうで。

※もちろん感染予防は大事だと考えています。
 無防備で感染リスクの高い活動はよくないと思う。

こんな時、ぼくら商売人はどうしたらいいでしょう?

●内部固めをする
・店内のクリンリネスを徹底
・従業員教育を行う
・繁忙期にできていなかった取り組みの進行
・さらに満足度を高めるための施策実施

●経費節約
・不要な人件費の削減
・その他不要な経費を削減

●お得意さまサービス
・お得意さまを回っての営業
・お得意先さまのフォロー

こんなことはもちろん大事でしょう。ある意味優等生の解答です。そして早く来客が回復しないかなーと願うと思うんです。どうにかしてこんな時期でも売れないかって考えると思うんです。間違っていないけど、何かを変えることは難しいかも。自分が願うことばかりを求めても、それは実現されない。

ぼくは、これらにも増して大事なことがあると思うんです。

そもそも、商売の原点は「お客さまが欲しいものを提供せよ」でしょう?ならば、今商売人たちが苦しんでいるなら、「商売人が欲しいものを提供」することも大事では?

●買うときは、大いに買う!

ぼくはこれがだいじじゃないかと思うんですよ。
この時期ですから、外出が減ることもあるでしょう。仕事でのアポイントも減るでしょう(その分、オンラインアポは増えるかも)。「買う・お金を使う」タイミングは減ると思うんです。

その時に「大事なお金だから節約しよう」というのも一手。そして「せっかくだから、使っとこう!」と思うのも一手です。今って、商売人はキッツい状況ですから、来てくれるお客さまはいつも以上に嬉しいはずです。そんな方が、いつも以上にお金を使ってくれたらそれはもう嬉しいでしょう?

自分が欲しがるよりも、相手が欲しいものを提供せよですよ。商売人側が「売りたい」「買ってくれ」と思うのは本音だとおもいますが、それを求めても自利。こういった時期だからこそ「節約」するよりも「支払い」することが周りを助けることになるし、経済を回すことにもなります。お金を使うタイミングが減っているなら、使う時にはどーんと使え!ですよ☆

 

 

ってことで、
昨日のぼくは、グリーン車で新横浜から博多へ往復し、帰りはビールをいつもよりも多く買って帰りました♪(車内で3本、エッヘン!)その前に博多で30分ほど空いたので、一杯やりました☆お土産も、1つでいいのに3つ買いました!

ふぅ、ビールをいつもより多く買うための壮大な口実に付き合って頂きありがとうございました(●´ω`●)

でも、間違っていないでしょう?

 

※感染対策は必要だと考えていますので、誤解なさらぬよう。

■書いた人:しかけデザイナー・まきやさねゆき(https://twitter.com/shikakeruhansok)は、「人が3秒で動くしかけテクニック」をフル活用して、強いこだわりを持っている商売人さんのサポートをしています。伝わる動画制作や、しかけで伝わるグッズ制作、その他もろもろのしかけ企画にて)。しかけテクニックが広まって、世の中のHAPPYが増えたらいいなーと願っています。

新型コロナウィルス  情報感染が拡がる理由は

この表現は不謹慎かもしれません。どうやらぼくらは新型コロナウィルスの情報に魅了されているようです。この事例に含まれる要素はマーケティング(?)的にも分析しがいがあると思うのです。だって、多くの日本人がこのテーマに対して敏感に意識を保っているのですから。魅了というよりは「気にせずにはいられない状態」という方が正しいかもしれませんが。(この記事は、新型コロナウィルスを題材に扱いますが、世にあふれる情報や対策の真偽には言及しません。あくまでもマーケティング視点、特に「魅了する要素」の視点での記事となります。意に合わない方は読まずにページをお閉じ下さいませ)。


2月15日土曜日AM10時ころ。私はドラッグストアの開店時間に合わせてお店に行きました。数分遅れて店内に入ったところ、すでにレジには20人ほどの列ができていました。マスクを求めるお客さんがたくさんいたのです。TVでは連日新型コロナウィルスの情報が報道されています。「今日新たに●名の感染が確認されました」「横浜港に停泊中のクルーズ船から●名の感染が確認されました」「都内のタクシー運転手から」「和歌山で」「日本全国では」「中国では」と。報道は過熱しています。当然、ぼくら消費者の焦りも過熱します。行動も加速します。

なぜ、こんなにも報道が過熱するのか?

ここにマーケティング的な要素が隠されているはずです。それがいい物であるにしろ、良くないものであるにしろ、拡がるものにはマーケティング要素が隠れている。その観点で分析をすると見えてくるものがあります。新型コロナウィルスにもその要素が隠れていました。


人を魅了するトリガーは7つ

書籍「魅きよせるブランドをつくる7つの条件 -一瞬で魅了する方法-」によると、人を魅了するトリガーは「欲望・神秘性・警告・威信・権力・悪徳・信頼」だといいます。このトリガーは本来、消費者を喜ばすために使われるべきですが、人を惹きつけてやまない要素をまとめたものでもあります。残念ながら新型コロナウィルスにも当てはまっていました。とくにこの3つのトリガーにおいて。

■神秘性:とても強力。新型だけに情報が不確か。だからおそらく正解の情報も不正解な情報も出回ってしまう。過去に経験があるもので、正解が分っている情報なら議論の余地がないけれど、「新型」であるコロナウィルスは正解が分からないので議論の余地がある。いろんな意見が登場する。それが議論の幅と余地を広げていると捉えることができる。

■警告「○○しないと感染する」「感染すると○○に及ぶ」という情報。中国では1000人以上が亡くなっているらしい(2020年2月16日現在)。「感染する」よりも「亡くなる」ことの方が事態は大きい。最悪事態が大きく見えるものに、ぼくら消費者はおびえる。警告のトリガーが働いている。

■悪徳:ドラッグストアでマスクを買うとき。多めに買うときには少しの罪悪感が生じる。「自利」と「利他」の視点は緊急時はどうしてもおろそかになる。自分のためのマスクが欲しくなる一方で、他の方にもマスクが行き渡ればいいとも思う。矛盾しているが「自分は間に合って買えた」とという意識も生まれる。悪徳を感じる可能性がある状況だとも捉えられる。


本来、魅了トリガーは人のシアワセに応用したいもの

ここまで、新型コロナウィルスに関した報道が過熱する理由を「魅了するトリガー」の視点で解説しました。もちろん、ウィルスを育てたいという想いはありません。これ以上の被害が広まらずに収束に向かう事を願っています。

本来は「魅了のトリガー」は、人を幸せにする製品やサービスに効いてくるといいものです。

■書いた人:しかけデザイナー・まきやさねゆき(https://twitter.com/shikakeruhansok)は、「人が3秒で動くしかけテクニック」をフル活用して、強いこだわりを持っている商売人さんのサポートをしています。伝わる動画制作や、しかけで伝わるグッズ制作、その他もろもろのしかけ企画にて)。しかけテクニックが広まって、世の中のHAPPYが増えたらいいなーと願っています。