美容室の手作りPOPが動く。3段階の狙いとは?

今日は美容室さま用に作った「動く手作りPOP」の実例と企みについて共有させてください。

▼こんな動く手作りPOPを作ったんです。

POPで取り扱う商品は「極潤実感カラー」というカラートリートメントです。高円寺四百倍美容室さんの商品です。

何を企んで作ったか、項目ごとに整理して共有させて頂きますね。

 

■対象
・既存のお客さま(来店客)

その日はPOPのカラートリートメントをしないお客さまが主な対象です。「当日に注文して頂こう」という狙いではありません。

■3秒で狙う成果
・つい目が向く
・スタッフさんに質問する(会話が始まる)

■3分で狙う成果
・該当商品についての会話が始まる
・「それいいなー」という感想になる
・次回の来店時に、やってみたくなる

※全員がそうなる必要は全くないです

■3ヶ月で狙う成果
・該当商品(極潤実感カラー)を選択してのリピート来店
・店内で「極潤実感カラー」が浸透していく

こんな成果を狙って企みました。狙う成果は3段階に分けています。

「売れればいい」「売り込んで、買わせればいい」なんて考えていません。

POPだけで売るよりも、スタッフさんとの会話が始まって、その会話の中で商品の魅力が伝わる方がいい。お客さまとスタッフさんの絆が深まるし、お客さまの未来像もイメージしてもらいやすいから。

だからPOPには【商品の説明が少ない】です。少ないというか【ほぼない】ですね。POPに書いた文章は

「知っていましたか?カラーがどう進化したのか?」

だけですから。

「どう進化したのか?」について気になってくれたお客さまには、それをお伝えできればいい。そのためのPOPです。売り急ぐよりも、その方が長期的にはプラスが大きいと考えています。

昨日、お店にお届けしたので手応えはこれからなんですが、楽しみです(*´ω`*)

「動くしかけ」と「ネコ」の狙いはまた別の機会に(*´ω`*)

 

▼設置店:高円寺四百倍美容室さま

https://beauty.hotpepper.jp/slnH000108160/

 

▼ちなみに、ポップのメイキング動画です。

 


2021年、生き抜きましょう!

まきやより。

 

▼まじめな商人さんのお役に立ちたくて、グッズ制作しています。

お店の売上を上げる販促のひと工夫!【日本全国対応】アナログ販促グッズ専門:企画/制作/ひと工夫アイデア提供。令和のお客さまに買われ続けるには? #3秒販促製作所

 

■書いた人…気になるづくりの専門家・まきやさねゆき(Twitter

 

 

チラシやパンフ、販促物で「好き」になってもらうには?具体策です

販促物をお客さまにお渡しする目的って色々あると思います。多くは「販売」が促進されることでしょう。でも、今回の事例はちょっと違います。

「好き」になってもらえないか?

と考えて構成をしています。結果的にそれが業績にも結び付くという判断があるからなんですが。

今リニューアルをお任せいただいている販促グッズは、小金井市で設備業(給湯器設置や水回りの修繕等)を行っている福田設備さま。施工後にお客さまにお渡しする保証書です。今後、お客さまにお困りごとがあったら色々な施工を依頼頂ければありがたいので、保証書でありながらそれを促すグッズです。だから表紙は保証書で、それ以降はサービス紹介のページになっています。

↓表紙はこんな風にリニューアル中です(まだ確定はしていません)。

まず「保証書」という切り口がすごいなーと思いました。これはボクが考えたことじゃなくて福田さまが作っていた切り口です。保証書にすれば保管されやすいですもの。捨てづらいです。それをさらに効果的にリニューアルするのがボクの役目です。ぼくはデザイナーではなく企画屋ですので、デザイン視点ではなく企画視点でアレコレ考えます。

いろいろとお話を伺いながら、やっぱり「好き」になってもらうのがいいと感じました。お客さまに福田さまのことをより好きになってもらうこと。それが次回の依頼にもつながりそうだなぁと。

だから、この販促グッズ(保証書)の狙いはこうしました。

●保管されること
●サービス内容を知って頂くこと(ページをめくってもらうこと)
●記憶に残ること
好きになってもらうこと(感情移入してもらうこと、安心してもらうこと)

このあたりの狙いが達成できれば、お客さまがいざというときに思い出して頂き、依頼頂けると考えました。そして業種的には、お客さまのご自宅に入らせてもらう商売なので、好き・安心感は大事だろうと。もちろん福田さまの人がらがステキで優しい雰囲気なことが土台にあるんですが、それをもっと感じて頂く構成にしようと考えました。ですのでこの記事では「好きになってもらう」ためのしかけだけ紹介いたしますね。


人がらエピソードを4コマ化した理由

「好き」になってもらうには、人がらを知って頂くのはめちゃめちゃ効果的です。そして人がらを知って頂くのに、家族とのエピソードはまためちゃめちゃ効果的です。とくにお子さんがいる場合はお子さんとのエピソードはめちゃめちゃ効果的です。あとできたら「ちょっとドジ」なエピソードがいいです。楽しく読めるから。

そんな狙いで福田さまにご家族とのエピソードをあげてもらって、それを4コマのストーリーにしてました。文字よりも4コマの方が読みやすいですから(原案はボク、イラストはイラストレーターさんに依頼してます)。すごく素敵な仕上がりになりました☆

このエピソードはお仕事とは全く関係ありませんが、人柄があふれています。福田さまに会った後にこの4コマを読めばきっと「やっぱり福田さんていい人だなぁ」って思うと思うんです。ぼくもそう思えるエピソードでした。(お仕事のスゴさを伝えるページは別途作ります)

そしてこの4コマをどう使うか。これがミソです。


4コマをバラバラにするのは

実は、上の4コマまんがは1コマずつバラバラにして使います。

こちらは表紙です。右下に1コマ目を入れました。「ふくだ家4コマ 娘は成長が早い①」としています。続きがあるんだな」と想像する1コマ目です。続きがありそうだと感じるとどうなるか?

続きを読んでくれますよね。だから、1コマずつ各ページに配置することにしました。4コマは2本あるので合計8コマあります。これを各ページの同じ位置(右下)に配置をしていきます。

そうしたら全ページをめくってくれる可能性が高まりますでしょう?(各ページのサービス紹介は細かく読まないかもしれません。それは仕方ない面があります。だって困っていない時に読むページでもないので。まずは「いったんでも開く・めくる経験」をしてもらうことを優先しました)。

そして最終的に、こうなることを狙っています。

全ページをめくる経験をしてもらうこと

●読んだ結果、人がらを感じて好きになってもらうこと

達成できそうでしょうか?

できると思っています。

まだ表紙と目次ページに取り掛かったところですので、完成はもう少し先になります。

 

販促物って、その目的や利用場面によって狙いが変わります。狙いが変われば構成も変わります。狙いを持って作りこみたいですね。

参考になれば嬉しいです。

■参考:福田設備さま

https://fukudasetubi.tokyo/  https://suidouya.tokyo/company/

■参考:販促物の企画やリニューアル・しかけ演出の相談はこちら 

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■書いた人:しかけデザイナー・まきやさねゆき


https://twitter.com/shikakeruhansok)は、「人が3秒で動くしかけテクニック」をフル活用して、強いこだわりを持っている商売人さんのサポートをしています。伝わる動画制作や、しかけで伝わるグッズ制作、その他もろもろのしかけ企画にて)。しかけテクニックが広まって、世の中のHAPPYが増えたらいいなーと願っています。

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ファンは「作り手の顔が見える」では生まれない。ファンを生む4段階理論を発見!

「作り手の顔が見えた方が、お客さまは安心して買える」とよく言われます。確かに正しい。でも、作り手の顔が見えるだけではファンにはならない。それがハッキリしました。

こんにちは!しかけデザイナーのまきやさねゆきです。ファンになってしまったんです。いつの間にか。あるきっかけで商品を注文して、その後のまた改めて注文をしていました。そうなった理由ときっかけを4段階理論で分析してみます。お店や商品のファンを増やしたいと思っている方は盗める点があると思います。


初注文はきっかけがあってこそ。

ぼくが今回2度も注文したのは八戸酒造さんの日本酒です。陸奥八仙という銘柄の日本酒。ホームページを見ていたらどうしても飲みたくなって注文していました。そのきっかけはお仕事です。弊社の事業「オリジナルおみくじ制作」に八戸酒造さまから制作の依頼があったんです。やはり依頼元の会社さまのホームページは拝見します。見ていったらどんどん惹きこまれて、結果として注文していたんです。きっかけがあってこそ、じっくりと見る・知る機会が生まれます(←ここ、1つ目のポイント)

八戸酒造さんの公式ホームページ ← トップページの動画は音声アリで見てほしい

今回制作と担当させて頂いたおみくじは、酒粕で作るバスボム商品に同封するものでした。仕事的にはバスボムを注文して体験する方が正しいのですが、日本酒の方にに魅せられてしまいました(ぼくがお酒好きなのも要因)。

届いたお酒を頂くと…

んまいっ!

おいしいっ!

すっごくおいしかったーー!!!

ぼくは料理の専門家でもないし日本酒の愛好家でもないので、味の講釈はできませんがとにかくおいしかった。そして「また飲みたい」って思いました。だから再度注文させてもらったんです。要はファンになっていたということです。

では、どうしてファンになったのか?

それは、味の良さだけではありませんでした。


味の良さは満足度を生むが、ファンは生まない。

味の良さというのは品質の高さです。他の業種・他の商品でも「品質の高さ」を大事にしているところは多いでしょう。品質の高さはとってもと~っても大事です。品質が低かったら不満に直結します。品質が高ければ満足度を高めます。間違いありません。

でも、品質の高さだけではファンは生みません。「味の良さ」だけではファンは生まない。異論はあるかもしれませんが、ぼくはこう主張します。

では、ファンを生むのは何なのか?


顔が見えると親近感を生むが、ファンは生まない。

「生産者・作り手の顔が見えた方がいい」とはよく言われます。スーパーの野菜売り場で生産者さんの顔写真やイラストシールが貼られているのはその理由です。はい、作り手の顔が見えたり、人柄を知れた方が、買い手は安心できます。不安を減らすことができます。「買わない理由」を小さくすることができるんですね。その目的ではとっても大事なことです。でも、作り手の「顔が見える」だけでは好きになったり親近感は生まれても、ファンにはなりません。

ちなみに、今回のお仕事の過程ではご担当下さった方が、とっても心温まるメールをいつも下さるので、勝手に親しみを感じていました(先方はどう感じていたか分かりませんが)。事務的なメールだけでは得られない人柄を感じたので、もっと知りたくなってホームページをじっくり見たというのは事実です。そしてお仕事もとってもやりやすくてありがたかったです。余談ですが、アートディレクターもされている方だったのでビジュアルの作りこみとかも、ものすごく勉強になりました(●´ω`●)役得です♪


ファンを生むのは作り手の顔ではなく、心意気にあり。

では、ぼくがどうして八仙のファンになったのか。それはホームページを見ている内に「作り手・職人さん」の心意気を感じたからです。ホームページのトップの動画がすごく素敵なんです。

八戸酒造さんの公式ホームページ ← トップページの動画は音声アリで見てほしい

特に「職人へのインタビュー」があるわけではありません。「当酒蔵のこだわり」という項目で詳しく理論的に解説をしているわけでもありません。でも、見ているだけで「この人たちは、美味しい日本酒を作りために全精力を注いでいる」というのが伝わってきません?

ぼくは感じたんです。だから飲みたくなった。そしてお酒が到着して飲むときにも、ホームページで見た様子を思い出しながら飲んだ。だから「味の良さ」以上の「うまさ・おいしさ」を感じたんです。味の良さの満足度を超えた満足度を得たんです。本当に素晴らしい時間でした。

作り手の顔を見るだけでは安心感はあれどファンにはならない。でも心意気を感じるとファンになる。これは他の商品やサービスにも言えることでしょう(もちろんぼくにも言えることだ)。ここをどう伝えるか・どう感じてもらうか・そのためにどんな見せ方をするか・どんな言葉を使うかが大事です。

そしてもう一つ。ぼく的に決定的だったことがあります。それは「買うのがめんどくさかった」こと。ホームぺージを見て作り手の心意気を感じたぼくは、「欲しいな」と思いました。そしてホームぺージの商品説明ページを見ます。「陸奥八仙」という銘柄だけでもいろいろある。目移りする。でも、一つ決めなきゃと思って買おうとすると…「買えない」んです。

ホームページからは注文ができない。取扱店から買わないといけないんですね。結局は改めて検索をしてAmazonで注文をしました。この時ぼくはこう感じていました。「この方々は『売りたい』ではなく『おいしい酒を造りたい』と思ってしごとをしているんだな」って。日本酒の商習慣がそうなのかもしれないし、通販の手間を考えるとその方がいいのかもしれません。でも、そう感じたのは事実です。ハードルを乗り越えて購入した商品が満足度が上がるってのもあるかもね(そこまでは狙っていないと思うんだけどな…、狙ってたらあっぱれ)。

とにもかくにも、八戸酒造さんは素敵すぎてぼくはファンになりました。

ここまででファンになる3段階までは説明したのですが、もう一つ欲張ってさらなる段階に踏み込んでみましょう。ただ買うだけのファンから「応援する」ファンへの段階を。


完ぺきな人は応援されないの法則。

出木杉くん(ドラえもんのキャラね)て、完ぺきな少年です。勉強はできるしスポーツができるし、やさしいしイケメンだし。でも、ファンは多くありません。憧れは生むけど応援するファンは生みづらいです。完ぺきな人はすごいけれど、応援する「余地」がないんです。応援する側にとっては。

完ぺきすぎると「スキ」がないから応援の余地がない

これはとっても大事な切り口です。ドラゴンボールの孫悟空が圧倒的に強すぎちゃいけないんです。ベジータが地球を征服しに来た時に、悟空が一瞬で倒しちゃったら盛り上がらない。フリーザを一瞬でひねり倒したら全く面白くないんです。ピンチを迎えるからこそ、読者は「がんばれ」って応援するんです。応援されるときは「ピンチ」もしくは「リスク」が必要なんです。

「ピンチに直面しているのに、何とか打開しようとしている姿」

「リスクがあるのを分かってチャレンジしている姿」

そういうのを見ると、近くにいる人は応援したくなります。この前の3段階を登ってきてくれた方は応援をしてくれます。「がんばれ」って。

今回の日本酒・陸奥八仙でいうと「酒粕バスボム」はそれにあたります。酒粕を基にした新しい商品を生み出し世の中に伝えようとしている。そして年末年始商品として作られた「酒粕フォーチュンバスボム」はおそらくリスクを背負ったチャレンジです。ここまでくると、お仕事がらみだからとかを超えて応援したくなるんです。こんな日本酒を作っている方々が出すバスボム、期待を裏切るわけがないじゃん!

気になったら、Facebookページを覗いてみて!


ファンを生む4段階理論。

まとめますね。ファンを生む4段階理論を。

1:品質の高さは、満足度を生む

2:顔が見えると、親近感を生む

3:心意気を感じると、買うファンを生む

4:ピンチが伝わると、応援するファンが生まれる

どうでしょう?あなたがネックになっているところはありますか?「3・4」がネックになりそうな気配がありますね。ここをクリアするとファンが着実に増えていく可能性が高まります。本記事では「八戸酒造さん・陸奥八仙・酒粕バスボム」を事例にファンを生む4段階理論を解説いたしました。ぜひ参考にして試行錯誤してくださいね!(試行錯誤しないといい成果にはなりませんから)

しかけデザイナー まきや


■八戸酒造さま https://www.mutsu8000.com/ 

■酒粕バスボム・八仙美人の湯 https://www.mutsu8000.com/8000bijin-yu/

■陸奥八仙Facebookページ Facebookページ


↓まきやの新刊「しかける販促術」を全ページめくりました(動画の中で変化するものあり)。

↓しかける販促術「特殊なセット」直売所はこちらです↓

■書いた人:しかけデザイナー・まきやさねゆき(https://twitter.com/shikakeruhansok)は、「人が3秒で動くしかけテクニック」をフル活用して、強いこだわりを持っている商売人さんのサポートをしています。伝わる動画制作や、しかけで伝わるグッズ制作、その他もろもろのしかけ企画にて)。しかけテクニックが広まって、世の中のHAPPYが増えたらいいなーと願っています。