店頭で活きる!ガン見&裏側まで見たくなる手書きPOP

お客さまが、我々のお店や商品をじーーーっくりと吟味してくれたら嬉しいですか?

嬉しくないですか?商品や販促グッズへの滞在時間が長いほど購入率も高まるし、納得の買い物になりやすいですから。じっくりと見て頂くには、まず「気になる」を作ることが必要で、その次に「もっと見る理由」が必要です。そんなしかけを盛り込んだ手書きPOPを作りました。

こんにちは!気になる販促研究家のまきやです。

こちらは最強肉汁餃子という餃子のPOPです。はがきサイズの縦型POPです。黒の厚紙に、こう書いてあります。

「私がやりました」

って。大きく書かれているのはその1文で後はかなりの部分が余白になっています。情報は少ないほど注目度が上がります。いっぱいの情報よりも読みやすいでしょう?そして男性(店主さん)の写真の右半分だけ貼られています。

「私がやりました」
「私がやりました」
「私がやりました」

って気になりませんか?「何をしたんだ?」って。そのヒントがPOPの右下にあります。厚紙に丸い穴があいていて、近くには小さめの餃子の写真と黄色く細長い短冊に様なものが垂れています。ちょっと目立つ異物です(目に入るようにしました)。

そこには「この男、裏がある」として裏面があることを示唆しています(「裏面も見てね」って直接的に言うのもいいんだけど、味がなくなるからちょっと遠回しにしてみました。見てくれる人は若干減ると思うけど、それでも味を優先して)。裏面を見ると、何をやったのかが書かれています。

「とじこめたのは私です。
 ありえない量の肉汁を
 
 え?と見込めた方法ですか?
 それはーーー」

餃子にたっぷりの肉汁をとじこめたことを男性は自白しています(自白でいいのかな?)ここまで読むと、この餃子には肉汁がたっぷり入っていることが伝わりますでしょう?ありえないほどの量の肉汁が入っていると想像したら…食べたくなりません?

 

2段階で伝えるPOPです。あえて、お客さまに手間をかけて頂きました。裏面を覗くという手間をかけることで裏面の注目度は上がります。

「受け身の情報ではなく、自ら手に入れた情報に変わる」

ここがポイントです。

「受け身の情報ではなく、自ら手に入れた情報に変わる」

だいじなのでもう一回書いちゃいました。お客さまが自ら手に入れた情報ならじっくりと読んでいただけますでしょう?

 

 

 

そして…実はこのPOPにはもう一つ、気になるしかけを加えてあります。裏面文章の後半です。

「え?と見込めた方法ですか? それはーーー」

のところです。ここでも何かを起こそうとしています。今日の記事では長くなってしまうのでその「何か」については、また別の機会に♪

 

▼このPOPの制作メイキング動画です。

 

【今回のポイント】

●余白が多いと、少ない文字に注目が集まる。

●お客さまに手間をかけてもらうと「受け身の情報でなく、自ら手に入れた情報」になる

 

今日のネタ、参考になりましたでしょうか?少しでも参考になっていたら嬉しいです(*´ω`*)

■参考URL
・最強肉汁餃子の麺遊庵さん  https://www.menyuuan.jp/

 

 

▼まじめな商人さんのお役に立ちたくて、グッズ制作しています。

お店の売上を上げる販促のひと工夫!【日本全国対応】アナログ販促グッズ専門:企画/制作/ひと工夫アイデア提供。令和のお客さまに買われ続けるには? #3秒販促製作所

 

■書いた人…気になるづくりの専門家・まきやさねゆき(Twitter

 

2種類のお煎餅を衝動買いした理由よりも、

北鎌倉のあたりを歩いていたとき、通りすがりのお煎餅やさんを通り過ぎられなくなったんです。いったんは通り過ぎようと思って、やっぱり立ち止まって、2枚のお煎餅を購入しました。

こんにちは。3秒販促マンのマッキーヤです。お煎餅を衝動買いしちゃったんですけど、その理由を分析したら他の商売でも生かせそうだなって思ったのと、買ったときのおじさんの言葉がまたグッときちゃったんですよ。

この2枚のお煎餅を買いました。

●5度づけ

●10度づけ

のお煎餅です。タレをつけて焼いて、乾いてからまたタレをつけて焼いて…って繰り返したお煎餅のようです。気になっちゃいました。試さずにはいれれなくなりました。買いました。2種類とも。(3度づけもあったんですけど、5度と10度を購入)

何で買ったのかな?と自分なりに分析。これって衝動買いの理由ですから。

●圧倒的な手間商品 … 5度10度もタレにつけるって手間がかかっていると感じます。

●比較できる商品ラインナップ … 食べて比較したくなります。

●ここしかない感  … ここで買わないと二度と出会えない感じがしました。

●お手頃価格・お手頃サイズ …1枚150-210円だったと思う。10枚セットとかならたぶん買ってなかったです。一人で歩いていたし。

●SNSネタになる感 … インパクトのある商品なのでSNSネタにもあげられそうな感じが(実際投稿しましたし)。

この辺りが、ぼくが今回衝動買いした理由です(もしかすると深層にはもっとあるかもしれないけど)。すべてがそろってこその衝動買いだったと思います。

あとですね、このお煎餅をもってお会計に行ったときのおじさんの言葉も印象的だったんです。

 

「10度づけ、大丈夫?」って。

 

「だいぶしょっぱいよ」って。ちょいとビビりますよね。商品の期待が高まる表現でした。より味わっちゃう表現ということです。衝動買いのポイントはカンタンにはマネっできないかもしれませんが、「お客さまがより丁寧に味わっちゃうひと言説明」は工夫次第でできることが多いですよ。

「どんな点を気にして味わってほしいか?」を決めてから、そうなるようなひと言を考える。そんな順番です。あなたの商品は、どこをじっくりを味わってほしいですか?

 

■書いた人:くだらない企画をつくる3秒販促マン・マッキーヤ(https://twitter.com/shikakeruhansok)は、オモシロい販促をしたい方と一緒にお仕事したいと願っています。お気軽に声をかけてやってください^^


どうすればお客さまが立ち止まるか!? 一歩近づいてくれるか!?(店頭販促)

昨日、2年ぶりに会う社長さんとお打ち合わせをさせてもらったときの課題感が、多くのお店に当てはまるなーと感じたので膨らませてみますね。切り口をヒントにすると、自分なりのアイデアが生まれると思いますよ。

お打ち合わせ時に聞いた課題の一つは「スタッフさんが演説しちゃう件」です。思い当たる節、ないでしょうか?「当店の卵焼きのこだわりは…」などとお客さまにこだわりを演説をしちゃうとのこと。

うん。
うん。
うん。

いいですねぇ。

自信満々に、お客さまに対して商品のこだわりを演説できるなんて「誇りを持てる商品」を作っているってことですもの。商品に愛着があるってことですもの。素晴らしいですよねっ!

…でも
でもですね。

「その演説を、お客さまは聞きたがっているか」

ってことが大事ですよね。お客さまがすでに興味を持ってくれているなら、そのこだわり演説はOKでしょう。

でも…
そうじゃない場合は・・・・

別のアプローチをした方がいいですよね。

そういう課題感があって(他にもあったけど)、それを打開する策を一緒に考える研修会をさせて頂くことになりました。

■お客さまを前のめり化するしかけ

です。まだ興味を持ち切っていないお客さまに対して
・「それ、どういうこと?」って前のめり化
・「もっと教えて」って前のめり化
・つい触っちゃって前のめり化
・じーっと見入っちゃって前のめり化
・頭にこべりついて気になって前のめり化

いろんなパターンがありますが、お客さまの気になる存在になりグッと前のめりに興味を持ってもらうためのしかけがテーマになります。

その研修会は7月以降にするのですが、そういう課題を聞いちゃったら、なんかアイデアを考えたくなる性分なんです、ぼく。早速いくつか考えてみました(あくまでもぼくが考えた例です)。

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■お題:フードコート内のショップにて、ゆっくり歩いているお客さまに立ち止まって欲しい。そして、近づいてほしい。お店の名物は卵焼き。

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こんなお題に対して、ぼくなりに考えたアイデアをいくつか挙げてみますね。

〈気になる声掛け編〉―――――――

2メートルの距離にいるお客さまに声をかけて、1歩2歩近づいてもらうための声掛け案

1)「こちら5倍卵焼きなんです」

お客さまが「5倍って何?」と気にしてくれたら、もう前のめりです。

2)「こちら潔白卵焼きです」

お客さまが「潔白ってどういうこと?」と気にしてくれたら、もう前のめりです。

3)「ふわふわしてないんですよ」

「ふわふわじゃなきゃどんな感触なの?」と気にしてくれたら、もう前のめりです。

4)「2種類の卵焼き、香りが違うんです。どっちがお好きですか?」

2種類ある場合ですけど。香りをかいでくれたら、もう前のめり。

5)「香りがまるでチョコレートみたいなんです」

香りをかぎたくなってくれたらもう前のめりです。たとえは実際のものから考えないといけないです。

6)「お箸で持つの難しいんです。持てますか?」

「持ってやろうじゃないの」と挑発に乗ってくれたらもう前のめりです。

〈見せ方編〉―――――――

POPやディスプレイのしかけで目線をググっと集める仕掛けです。ちょっとひねりました。

7)少年漫画の効果線POPを作って中心に商品を置く

マンガって、人の目線を誘導する構成をしてますからね。効果線は目線が集まる分かりやすいしかけです。

8)カウントダウン表示⇒扉が開いて商品が出てくる

カウントダウンて「0」が気になるものなんですよ。
その仕掛けを使って。見ちゃいますでしょ?

〈気にかかるフレーズ編〉—-

フードコートですから1周してくる方もいます。その間にも「頭の中で気になる存在」でいるための
フレーズ案です。

9)「くるくるくるくるくるりんたまご♪」

くるくる言われると記憶に残りますでしょ?頭の中でもくるくるループしてくれたらいいなと。

10)「出会いは、たまご一会ですよ」

「一期一会」にかけてみました。ちょっと気になるフレーズになっていたらなぁと。

11)「あ、動いた!このたまごちゃん、あなたに食べてほしいみたいですよ」

これはスタッフさんのキャラクターによって言える方と言えない方がいますね。でも、気になる存在になっちゃいます。

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と11個のアイデアを考えてみました。ヒントになりますか?

アイデアって、はじめから自分で考えるのは結構難しいんですが、ヒントが提示されると似たようなものから始まって、別のアイデアも出やすくなります。そして、一人で考えるよりも何人かで作戦会議などをすると、さらにさらにアイデアが膨らみますよ(ブレストってやつです)。

ぜひ、自分のお店の商品におきかえて、考えてみてくださいね!

ということで、今回のお打ち合わせでは店舗スタッフさん向けに
・グッとくる販促物のしかけ
・1歩前に近づいちゃうしかけ
の研修会をやらせて頂くことになりました。

ぼくのアイデアはあくまでも参考例。ここからかけ算で膨らめばいいなと思います。

それにしても「また2年前みたいなことやりたいんだけど」って声をかけてもらえたのはうれしいっす☆がんばれる。

 

■書いた人:個人店専門スマホの中の広告代理店・3秒販促マン・マッキーヤ(https://twitter.com/shikakeruhansok