【チラシ】今、欲しがってないお客さまへはどう見せる?

チラシを見ただけでは「いいチラシ」か「そうでもないチラシ」か判別はできません。

だって、そのチラシとお客さまの出逢い方でその効果は全く変わってくるから。今日はチラシとお客さまの出逢い方について、少し考えてみましょう。

どんな場面で、お客さまはどんな気持ちの時にチラシを見るのか。その時に、どんなチラシだったら「読みたいな」と思えるのか。それを想像しておかないとがんばって作ったチラシも水の泡に…。


先日制作を担当させてもらったチラシは「まだ、欲しい気もちになっていない方」に対してお届けするチラシでした。

商品は適性検査です。
社員さんの採用時の判断や既存社員さんの適正配属のために活用できるシステムです。アプローチしたいのは、経営者さん(決裁者さま)や人事担当者さん。そして、経営者のサポートをする士業さん(税理士さんなど)です。この商品、なかなか難しい。

「すばらしい適性検査でっせ!いかがですか?」

としても…きっと効果なしです。だって、「今、どうしても適性検査が欲しいんだ!」というお客さまはほとんどいないから(そういうニーズが生じた方はすでに自ら調べている)。チラシで距離を近づけていくためには「適性検査」の切り口では難しい…。

じゃあどうすればいいか…そこで考えたのが「役立ち系、読み物チラシ」です。客層となる方が「読みたくなる記事」を中心に据えたチラシを作りました。

↓こちらです(実際の画像・表面のみですが)

見出しはこうなっています。

「離職しやすい社員・定着する社員を入社前に見分ける方法が判明!」

この見出しなら、もっと読みたくなる経営者さんや人事担当者さんがいるのではないでしょうか?「離職が多くて困っている」「社員を採用できなくて困っている」という経営者さんは多いですから。そこで「離職しやすい社員さんを見分ける方」とくれば気にならないです??

この情報は、適性検査で集積されたデータから傾向が見えているんです。このデータは特殊な切り口の適性検査の会社だから分かること。商品の武器を元にして記事化&チラシ化したのです(すばらしい情報があって良かったです)。記事を読み進めていくと、離職しやすい社員さんは「自己評価と客観評価のズレが大きい」という情報が書かれています。そして「そのズレに注目して開発されたのがこの適性検査です」という流れです。

読み手(見込みのお客さま)が興味を持ちそうな話題から始めて、着地点は商品・製品にしていく。そういう構成のチラシです。

お客さまのニーズがない状態でチラシをお届けする場合は、このようなやり方も大ありですよっ!

参考になりましたでしょうか?

※それにしても、チラシ制作をしていると商品に詳しくなります。この適性検査、スゴイですよっー!
▶ズレの分かる適性検査「ポテクト」 https://potect-a.com/recruit/lp/?copy=4&campaign=ticket

参考になりましたでしょうか?

今日も読んで頂きありがとうございます!
少しでもヒントになりましたでしょうか?

ますます大繁盛されますように

応援しています!

うれしくなる を ふやしてく!
アナログ販促クリエイター
マキヤより

 

▼「分かってもらえない」の解消法は4コマでした。https://kikakuman.com/4koma