キャッチ―な表現にはガマンが必要だった!
昨晩、Twitterでこんな投稿をしました。キャッチコピーやキャッチフレーズに活用できるまとめになるなと振り返って、分析をしてみました。読み手が釘付けになっちゃう伝え方って、どんな業種でも大事ですよね?
販促の本質は、売上をあげることではないと思う。
お客さまの「いい買い物」を促進することだと思う#販促
— マキヤ(44)/3秒販促製作所 (@hapicmakiya) May 4, 2019
こんな投稿です。もう少し言葉を整理するとこうなります。
販促とは、お店の売上を上げることではない
お客さまの「いい買い物」を促進することだ。
この表現、わりとキャッチ―にできたなーと思うんです(自画自賛ですみません)。
この表現のポイントはガマンです。ガマンしたんです。この文書で言いたいことは何かというと「販促は、お客さまのいい買い物を促進することだ」なんですね。でも直接そういわずにガマンしました。1クッション置いたんです。「販促とは、お店の売上げあげることではない」という一文を先に加えています。この1文があるかどうかって、結構大きいんです。比べてみましょうか。
どうでしょうか?短くスッキリしているのは【1】なんですが、主張がしっかりと伝わるのは【2】ではないでしょうか。そしてなるほどーとなるのも【2】ではないでしょうか?ちゃんと理由があります。
それは【1】は自分の主張だけで、読み手の文脈に寄り添っていないからです。読み手の頭には「販促=お客さまのいい買い物」という発想はありません。だからいきなり主張されても「で?何?」って感じでしょう。
対して【2】は、読み手の文脈に沿いながら頭に「?」を作っているんです。一般的には「販促=売上アップ」ですから、その文脈で言葉を使います。そして否定しちゃう。「売上をあげるものではない」と。そしたら「?」ですよね「じゃぁなんなの?」と。こうなれば次の文章を読みたくなります。だからこそ次の主張がスッと入ってくるはずなんです。
言いたいことを伝えたいなら、直接言わないこと。
読み手にキャッチ―な表現にするなら、ガマンすること。読み手の文脈に酔いながら「?」を作ること。これだいじですよーーー。業種限らず大事なことかなと思います。POPだけじゃなくチラシにもHPにもSNSにも使える表現ノウハウです。美容室でも、理容室でも、整体でも、飲食店でも、クリーニング店でも、ラーメン店でも、町工場でも、エステサロンでも、ネイルサロンでもコンサルタントさんでも、士業でも、誰でも使えるっす☆
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■書いた人:3秒販促マン&だいべん士・マッキーヤ(https://twitter.com/shikakeruhansok)
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