この記事は読まないでください(冗談が通じない人は)~禁止なのに禁止してないポップ術~
「このブログ記事は読まないでください」って言われると、何かしら感情が湧きますでしょう?人って「禁止」されると感情が生まれるものです。その性質をポップにも生かしてみたらどうでしょう?お客さまが3秒で動き出すポップになるかもしれませんよ。
「なんでだろう?」と疑問がわいたり、「なんでだよ」と反発したりとですね。何かしらの感情がわきやすいのが「禁止」です。気になる存在になれるんですね。まぁ素直に受け止めてくれる方もいますけどね。その「禁止」を使いながら「禁止をしない」方法ができたら、お客さまに気になる存在になりながら、行動・購買・購入・来店を促進できるかもしれないですよ。
こんな禁止はいかがでしょう?
パン屋さんのイートインスペースなど貼っておくイメージのポップです。ハッキリと禁止してみました。一番大きな文字で「禁止です」と書いてあります。ダメなんです。してもらったら。絶対に禁止です。
もう一つ、こんなのはどうでしょう?
禁止というか「やめてください」ポップです。はっきりと一番大きな文字で「ご遠慮ください」と記載しました。お客さまにやめてくださいとお願いしているんです。ダメなんですしてもらったら困るんです。ご遠慮頂いています。
もう一つだけ、ホントの禁止ポップをお見せしますね。
めちゃめちゃ禁止してみました。「ちょっとくらいいいじゃん、てんちょぉ~」と甘い声で誘われても「ダメ!」と厳しいスタンスです。この年齢以下の人は絶対にダメなんです
どれも「禁止」や「やめて下さい」としたポップの例です。お客さまの行動を制限しようとしています。
禁止しています。
でも…、でもですよね。
禁止しているのに、禁止していない。
のですよ。わかりますか?
禁止をするどころか、むしろ「やってください」と言っているようなポップでもあります。
お客さまとのコミュニケーションを楽しむお店ならこんなポップもアリですよね。お客さまも一人じゃなくってグループだったら、このポップを肴にワイワイしてくれそうです。お客さま同士のウワサやSNS拡散も可能性ありそうですよね。
こんなポップが面白いなと思った方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
あ、冗談が嫌いな店主さんはご使用は遠慮下さいませ(笑)
■この会社の代表者は・・・しかけデザイナー・まきやさねゆき(Twitter・しかけを作りたくなったら)
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